他の指導者は中学受験のパラダイムの中にいる
算数オリンピックを指導するにあたって
私と他の指導者の大きな違いのひとつは
彼らは中学受験の専門家であるということです。
毎年毎年1月2月の入試に照準を合わせた指導です。
彼らにとっては中学入試の結果が最大の成果です。
しかし中学受験の算数にとらわれているとも言えます。
ムダがなく効率的な学習方法です。
ある意味、合格までの最短距離です。
入試に出ることしかやりません。
そのような指導者のもとで勉強している生徒さんに勝たなければいけませんから
彼らが絶対に授業ではやらないことをします。
まわり道を好んでやります。
そしてまた、算数オリンピックには絶対に出ないような問題もやります。
今作ろうとして考えているのは
「算数オリンピックには絶対出ない問題集」です。
算数オリンピックで勝つために
算数オリンピックには絶対出ない問題を解く。
爆笑。
すぐに役立つものは
すぐに役立たなくなりますからね。