算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

Blog

りんご塾通信

アマゾンの(勝手な)ドロップシッピング利用が終了した件

昨日のニュースで

Amazonを倉庫代わりにしていた転売厨終了のお知らせ – ニュース超速報!(りんごアンテナ日記)

というものがありました。



以前から「ドロップシッピング」ってなんだろうとは思ってたんですが

今回のケースはそれを勝手にやっていて

アマゾンが怒ったみたいですね。



昨日はコメントを読んでいて

リスクを取らずに商売はできないな~って思ってたのですが

リアルの商売でもこれってやってるじゃないかと朝気付きました。

昨夜は花粉症でそうとう頭が回ってませんでした。


ドロップシッピングってどういうものかというのは

検索したらすぐに出てきます。


「ドロップシッピングとは?」から引用ですが

ドロップシッピングとは、ものすごい簡単に言うと 「商品を持っていなくても、その商品を自由に売れるシステム」です。

注文が入れば、あとはメーカーが直接商品を発送してくれます。 これはとても便利です。なぜなら、在庫を持つ必要がないからです。



世の中には在庫を持たずにできる商売は山ほどあって

たとえばメーカーの代理店なんかも同じ場合がありますよね。

ガチガチの代理店契約とかっていうのなら

割り当てがあって結局在庫と変わらないってこともあるでしょうが

たとえば住宅関連や土木関連の資材なんかは

全く同じですよね。


何トンもある巨大なコンクリートのブロックを

普通は代理店は在庫として持ちません。

(メーカーですら受注生産という場合がありますね)


注文を受けたらメーカーに発注して直送。

伝票には代理店名が入っていて

メーカーは代理店に請求書出して

代理店は買った人に請求書出します。



確かにこういうのはファックスと電話があればできる商売で

あれってドロップシッピングだったんですね。

在庫を持たない商売って身軽です。

会社としては店舗と営業があればいいですから。

場合によっては店舗も必要はないときもあります。

(あったほうがいいでしょうが)



それで今回のはアマゾンのシステムを上手く利用して

やっていたらアマゾンから「待った」が入ったってことでした。

本来の目的とは違う使い方でしたし

一般の方に迷惑がかかってましたからね。



けどすごく勉強になりました。

塾ですと在庫というものをそんなに持たなくてもよい商売なのですが

気がつくと箱にばかり気をとられたり

映像教材やプリント教材を使ったりして

もともとの身軽さがなくなってしまいます。

間違ったことではないのですが

原点を忘れてしまいがちです。



また初心に帰って自分のやっていることを見直そうと思いました。




では。




書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

無料体験のお申込み、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

お電話によるお問い合わせ

0749-27-7321

月-土曜 10:00 - 18:00

メールによるお問い合わせ