算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

見送り

今、妻と子供二人を駅に送っていった。

近所の駅は階段が長くて

大変なので入場券を買って

ホームまでついていった。



こっちは巨大なベビーカーを右手に

5ヶ月の赤ん坊を左手に歩いていても

誰も道をあけようとはしませんね。



ビジネスの話や

なつかしい話で忙しいみたいだった。



そもそも今日から妻と子供たちが

実家へ帰るのは昨日初めて知った。

妻が息子に

「そんなことしてたら

 もうバーバのとこ、連れていかへんで!」

と言い合いしているのではじめて知った。

息子は「そんなつらいことはやめてくれ!」みたいな表情で

私に訴えかけていた。

私は

「え、帰るん?」

と言うしかなかった。



まあ、明日土曜は模試だし、

月曜日は通常の授業だし

楽しいことはないわね。

日曜日にピロシキ食べに行こうって言ったって

「はあ?」だわね。



息子は遠足用のリュックに

下の子のオムツと

自分の着替えとおやつをつめ

妻に小さな手をひかれ

長い通路を急ぎました。



10月になり

駅の中を行き交う人々の服装は黒っぽくて

誰もが乗換えで急いでいるように見えた。



ホームに着くとちょうど電車が入ってきた。

窓際に座らせてもらい

息子は私に手を振っていた。

電車とホームの屋根のあいだにある

細長い空をときどき見上げ

また手を振った。



扉が閉まる。

電車が動きだす。

しだいに小さくなる車両が

秋の山のわきを

すべるようにカーブして

見えなくなった。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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