算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

ズレ

まんだらけという会社をご存知ですか?


東証マザーズに上場してるんですよね。


すごいですね。


何がすごいかって


マニア向けのマンガ専門古本業が5年も前に上場してるんですからね。


マンガって読むなって言われても読んだりしますよね、子供って。


よくサラリーマンが少年ジャンプを読んでるって昔言われましたね。

今はどうなんでしょうね。




本屋のパズル雑誌のコーナーへ仕事ですから行きますが

いつもおとなりは女性向けのマンガ雑誌です。

アメリカの辞書みたいな厚さのが平積みです。

いつも「姑と若い妻の問題」だったり

「世にも恐ろしい話」だったりします。

それとか、ありえない恋愛ストーリー。


あれってもったいないから買うなって言っても

次から次へと買っていきますよね。

(まあ、買うなとは実際には言わないんですが・・・)



なんかこう、ズレてるんですよね。

何と何がズレてるかっていうと

常識とされるものと現実とか

こうあるべきというものと実際とか

素晴らしいですよっていわれるものと

実際に売れているものが。



株式会社まんだらけの古川益蔵社長は

若い頃は売れない漫画家だったそうです。

もう貧乏の粋を極めたような生活だったそうです。

それがひょんなことから潰れそうな本屋をまかされ

マンガ専門の古本屋にしたそうです。


「皮肉なものですよ。自分の好きなことしかやらない、と決めた瞬間、なんと経営者になっていたんだから。マンガの古本屋という商売があったんじゃない、世の中に、どうしようもないマンガ好きのボクがいて、自分が好きなことを貫いたら、そこに、自分にしかできない商売があったんです。これは新鮮な驚きでした。(『掟破りの成功法則』夏目幸明著)



よくいろんな人にアドバイスされるんです。

もうちょっとこうしたら儲かるんじゃない

みたいなことを。

「やっぱり入り口には

 ベタベタ進学情報を貼るんですよ。

 生徒の写真とか貼ってね。

 それで面談できた母親が

 それ見たりするんですよ

 喜ぶんですよ~」



みなさんすごく親切なんです。

私のこと、塾のこと考えてくださって

いつも本当に感謝しています。

けど、アドバイスに従う事はあんまりありません。



ズレてるんですよね。

私はどういうわけか塾という仕事をするようになりました。

そして塾という仕事が大好きです。



何がズレているかというと

今自分が提供しているサービスと

本当に求められているサービスが。

私の関心はそこにしかない。



自分のしたいことしかしない ーーーー 本当は誰もが、こう生きたいと願うはずだ。ところが、いつも「現実」を言い訳にして逃げる。(同上)



それで実際は怖いんですよね。



いろんなレベルでの障害があります。



バカ言ってないで


ひとつずつクリアーしないといけませんね。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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