算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

もしも塾の先生になっていなかったら

もしも塾の先生になっていなかったら

子供とどんな話をしていたろう?

まだ私の子供は小学校へは行ってないけど

そのうち勉強を教えたりするんだろうか?



「塾の先生なんだから勉強教えてあげたら」って言われるけど

字も教えない、数字も教えない。

絵本は読んであげる。

日曜は一緒に風呂に入る。(シャワーのときも多いけど)



先日は自転車の乗り方を教えようとしたけど

結局、押したら乗れてしまった。

一年くらいまえからたま~に乗せてたけど

「寒いから帰ろう」とか

「暑いから帰ろう」とかいって

何にもしなかった。



けど、子供って何か親から特別に教えてもらうことってあるかな?

「心得」みたいなもの?

そんなもの私自身知らない。

父親から何か教えてもらったかな?

勉強はこうするべき、とか。



けど、一緒に勉強すると思う。

子供が小さいうちは。

まだ私と一緒に勉強してもいいって言ってくれるうちは。

子供のためというより私の楽しみのために。



だって、楽しそうじゃないですか。

私がトラックの運転手なら絶対にトラック乗せます。

私が電車の車掌なら絶対に電車に乗せます。

私が歌手なら絶対にコンサートに連れてきます。



けど、私は塾の先生なので

一緒に問題を解きたいな。

できれば算数の問題をいっしょに。







書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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