算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

宮本パズルでの検索がむちゃくちゃ多い

パズル教材を小学生向けに販売していますが

中学生も使ってます。

土曜日に個別指導をやってたんですが

その子は教科と教科の間にパズルをしています。


いまその子がやっているのがナンバーリンクマラソンといって

1~100まであるものなのですが

20くらいまで来ているのにどうしても3ができず苦労していました。


3ができなければ絶対に4には行かせない、というスタンスではないので

彼はどんどん進めながら3だけが出来ずにいました。

少し時間が空けば3を出してきて挑戦していました。



私はいちいち答えを覚えていない(それ無理です)のですが

基本的な考え方を少しだけ説明しました。

ナンバーリンクの場合はそれほど決まった解き方はないのですが、

おおまかな傾向を話し、一本の線を引いてあげた。

通常はヒントを出すことはないのですが

かれの場合、2週間以上考えてましたから

まあ、1本、引きました。

それってあってるかどうかわからないのですが

だいたいそういうにおいがするね、って感じで引くと

彼は「ああ、出来た、出来た」って興奮していました。


「感動した、いや~、すごく感動した」とひとりで目をかがやかせていました。




最近、ちょっと勉強のペースで悩んでいたのですが

そんなことはもう感じさせずまた勉強に取り組みはじめました。

根本的な悩みの解決になっていないのですが

不可能だとおもっていたものが目の前で解けていく

また自分がほとんどやった、ということが

彼にとっての大きな自信になったのか

よくわからないのですがすごくいきいきと学習に没頭していました。



誰かが言ってたのですが「感動」すると

人は大きな力を発揮するんですよね。

人間は弱いから「感動」しても時間がたてば

その感動は薄れていき

またもとにもどってしまったりするんですが

学習を習慣化して

パズルとか迷路なのですが

不可能に見えたものが可能になる瞬間を多く体験させてあげて

生徒の成績を上げたいと思ってます。



もちろん

パズル→感動→○○→○○→○○→○○→○○→○○→成績が上がる

ですよ。



そこら辺を誤解しないでくださいね。


知人が言ってました。

昨日の宮本先生のテレビを見て

パズルをやりさえすれば合格するって早合点されないといいですね、って。


もしそうなら数年前に流行した百マス計算みたいな感じだ。





おっと、時間切れです。




では。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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