マーク・ロスコーの絵
実は自分のアメブロのデザインをすごく気に入っている。
どことなくマーク・ロスコーの絵を思わせる。
ニューヨークの近代美術館で
よくロスコーの絵を見に行った。
はじめ見たときは「なんじゃこりゃ」だった。
画家の友人といろいろ話しながら
美術館をまわっていて
ある時突然そのすばらしさに目覚めた。
たとえば2次元的にしか聞こえなかった音楽が
ある日からなぜか3次元で聞こえる感覚。
英語が一本の長い線でしか聞こえなかったのに
急にひとつひとつの単語が立ち上がって
耳に飛び込んでくるような感覚。
そうだ、また絵を見に行こう。
ピカソの描いた道化師も
マティスのダンサーも
同じ格好でそこにいるはずだ。
地下鉄にゆられてブルックリンへむかい
コニーアイランドの錆び付いた遊園地を眺めてみたい。