「成功」は過去、生徒の入塾もすべて過去~松江塾のごうまじまじ先生のブログを読んで
朝からごうまじまじ先生が凄すぎた。
「1.経営判断を誤らない・・・」という記事だが
もうみなさんは読まれましたか?
>「成功」は全て過去だ。
>生徒の入塾は全て過去だ。
いい言葉ですね。
昨日と同じことをやればとりあえず上手くいくって考えるのは、
前を見ずに車を運転することと同じですよね。
それとも前を見ているつもりでもバックミラーばかりのぞき込んでいる。
車を運転するときは前を見ないといけない。
そして常に目的地を思い描かないと。
バックミラーを見ながら運転すると必ずぶつかります。
いつも「過去」は簡単だ。
「あの時こうしておけばよかった。」
「なんであの時、わからなかったんだろう?」
「もっと勉強しておけばこんな点数にならなかったのに」
「ちゃんと生徒募集しておけばよかった。」
「イエーイ、成績あがったぜー」
「生徒がこんなに増えました。」
すべては流れ去る風景だ。
車窓から見えるのは美しい冬の山
都会の雑踏
ぎゅうぎゅう詰めの通学バス
手を引かれてよちよち歩きの子供
目的地へたどり着くのには、無数の選び方ができる。
「AからBを通ってCまでいくのは何通りありますか?」
無数だ。
我々には無数の選択肢がある。
横断歩道で人が止まっている、飛び出さないかな~
あの車凄いスピードでこっちに来る、危ないじゃないか、
おっと信号が変わりそうだ、止まろう、
うわ、ガソリンがないし、オイル交換もしないと、
いいな~あの車、絶対にいつか買うぞ、
こっちの道にしとこっかな~
ナビはいつも最良の道を教えてくれるわけではないし、
そうだ、コンビニでお茶買って行こう・・・
朝が来て夜が来るものだから、
ついつい人生は「通勤」みたいに同じ道を
毎日行ったり来たりするように勘違いしてしまう。
毎日同じ道を行ったり来たり通勤しているからって
人生までもが繰り返しだと思うとどこへもたどりつかない。
「旅」という言葉は照れくさくて普段使わないが
生きること、経営することっておそらく
“commuting”や”moving around”や”floating”ではなくて”traveling”だ。
今度タクシーの運転手に行き先を聞かれたら
ちゃんと答えられるようにしたい。