算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

開業について(再)


「私の塾はまだ大々的に宣伝して駅前に進出できるほど組織が整っていないから」
「大手のとなりに塾を出して差別化できるほどアイデアも経験もないから」
「資金も今はないし、お金を借りる信用も担保もないから」
「子供の数も減っているし、塾はたくさんあるから」
「中学生のほとんどは塾へ行っていると聞くから」

マイナスの情報や考えはあとからあとから次々とわいてきます。
言い訳を考え出す機械のようです。
そして慎重になったり、悲観的に考える方が賢くうつります。

起業とか開業とかいうと、一世一代の大仕事のように感じてしましますが
それは間違いだと思うのです。

開業したあとでも常に前進しないといけないと思います。
開業は本当に始まりにすぎません。
よりよいところへ教室を移すとか
ひとりで始めたけど講師の方に来ていただくとか
規模を大きくするとか複数の教室を出すとか

常に投資は必要になりますし、借金も必要になるかもしれません。
私の場合、なぜかはわからないのですが、
半年に一度か一年に一度は決断しないといけない状況になります。


また、偉そうなことをいってるわけではなく
自分自身への戒めなのです。
頭ではわかっていてもなかなかできない。
すぐに現状維持になってしまいます。

「時期が来たら・・・」と考えていても
何も始まらないのは何でも同じです。
始めることで変化が生まれます


常に「今なんとかやれてるからいいじゃないか」とか
「今食べていけてるからいいじゃないか」
という考えと闘わなければなりません。


以前、決意とは潰さないことと書きましたが
それは最低限のことです。
そして信念や理想は開業にはあんまり役に立たない
と書きました。

けれど信念や理想というものがないといういことは
目的地もなく車を運転することと同じです。
だから非常に重要だと考えています。

事故を起こさず車を走らせることに
意味があるのではなく、
目的地へ向かって走ることに意味があります。


ただエンジンをかけてアクセルを踏めば
車は走り出すと思います。
安全確認ばかりしていてもしかたありません。
多少は失敗するときもあります。
けど、慎重になりすぎるのはいけません。



私もまた今の規模から次へと変われるように
考え続けないといけません。
自分の感じる使命というものを果たすために
自分の目標を達成するために
常に努力し決断し投資しなければなりません。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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