算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

先ほどのラ・サール2005年のちょっと違う解き方

先ほどの問題なのですが

もっとちょっと違うとらえ方も出来ます。

もう一度、問題を書きますね。

kisokusei2.gif



上のように規則的に数が並んでいます。値が1/2(2分の1)となる

4番目の数は前から数えて何番目の数でしょうか。




かたまりでとらえるというのをもう一歩進めると

このようになります。

kisokusei5.gif


分子と分母を足すわけです。

求めたいのが4/8(8分の4)ということで

分子分母を足すと12になります。12のかたまりに答えはありますよね。

2から数列が始まっていますから12というのは11番目のかたまりです。



10個目までを先ほどのように足して55で

分子は1から必ず始まるので4番目。

55+4で答えは59番目になります。




この問題に限って言えば分子分母を足さない方が

もしかしたら混乱が少ないかもしれませんが

問題をじっと見ていると「足した方がいいんじゃない?」と

言われている気がしますね。






書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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