算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

漢字を覚えることに対する知的なパズル

前回も書いたのですが

漢字が苦手な生徒が来て

お母さんが「漢字練習をお願いしたいのですが」

っておっしゃっていたんですが、

「はい、わかりました」と言うものの、

私が普通の漢字ドリルを持たせて

漢字練習させるわけがないでしょうって

自分で自分を追い込みました。



けれど学校で漢字嫌いになっている生徒に

私が圧力かけて覚えさせるんですか?

私はそういう仕事はしたくありません。

もちろん他の方がされるのはいいと思います。

けれどそういうことをするために私は教材会社を作るって言ってるんではないですからね。



よく漢字パズルは見かけるし

作りやすいし

それなりによさそうなんですが

あれで漢字に興味は持たせることができるでしょうが

ドリルに対抗することはできません。



今朝からずっと私が考えているのは

「ドリルに対抗するとはどういうことか?」です。




う~ん、アホみたいですが、

そういうのが仕事ですからね。



私が作りたいのは

「知的な漢字ドリル」です。

学年別の。




「知的な」って言うんですが

非常にばかげてますよ。

けれど何が「知的」なのか?ってことから考えないと。

そしてそれを考えるのは通常、仕事の領域ではないんじゃないでしょうか?

漢字を覚えることに対する知的なパズル、ってなんだろう?


誰もやらないから

私は嬉々としてやります。



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書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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