算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

戦わずして負ける人が世の中にはどれほど多いか

「そうだ、人に頭を下げよう」

そう思って営業の仕事を最低3年間しようと決めた。

留学していてスノッビーになっていた自分を鍛えようと思ったからだ。

最初の年の売り上げが6000万だった。

なんとか自分の給料はまかなえた。

ほとんど新規の顧客だった。

2年目は2億。

世間では就職難とか不景気とか人のせいにしている人が多かった。

3年目も2億。

このときは大手がいきなり倒産して

危なく大火傷するところを25万くらいの損で切り抜けられた。


4年目の途中で退職させていただいた。

多くのことを勉強させていただいた。



毎日毎日トラブルが発生していた。

毎日毎日クレームの電話だ。

毎日毎日謝りに行っていた気がする。

けれど仕事というのは社会の問題を解決することだ。

困っている人の役に立ったり

人の無理をきいてみたり

だから多少の困難はしかたがない。

トラブルの後には必ず強い人間関係が発生し

トラブルは人を強くした。

トラブルがないのはあんまり仕事してないからだって昔は思ってた。



だから今、多少困っても、こんなものどうってことない。

もっともっと困ったし

もっともっとどうしようもない状況をくぐり抜けてきたじゃないか。



頭を使おう。

困った状況の時には自分の考えられるツテや道具や

抜け道やその他いろいろなんでも使った。



戦わずして負ける人が世の中にはどれほど多いか。


いや、勝者なんてほとんど「戦った人」という意味じゃないのか。


だって全然戦ってないじゃないか。


世の中というのはふところがえらい広いから


正しく戦えば勝つように出来ている。




だから泣き言は十分戦った後に言おう。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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