算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

Blog

りんご塾通信

センス

十代の頃、服を買いに行くと


なんかすごく恥ずかしかった。


自分の服がヨレヨレで


色あせてたりなんかして。


店員さんはなにも言ってないけど


「どうしてそんな服着てるの


 あんたなんかに服なんか売らないわ」


そんなことを言われてる気がしたものだ。


あれはいったいどういう心理なのか?


知ってるひとは知ってるんでしょうね。


もちろん今思えば店員は売り上げをあげようとか


早く仕事終わらないかな~とか


今度どこへ遊びにいこうか


なんてことを考えているに違いない。


いちいち客を見てどうこう思わないだろう。


ただ単に自意識過剰なだけだった。




ところで、今日は服を選んでいて


自分が選んだものはことごとく却下された。


「え~、なんでダメ?」って思ったが


自分のセンスなんて信じてないのでいわれることを聞いた。


「裾の長さはどういたしましょうか?」


「あなたがいいと思う長さにしてください。


 私、なんにもわからないので」


かわいくない客か?





塾の運営にしても


ちょっと今までダサすぎたんじゃないかって


5年目にしてやっと気付いた。



やはり気付くということがいちばん大切だ。


気付くとどうすればいいかは考えればわかる。


服の場合は店員に聞く。


自分の好みなどゴミ箱へ捨てる。


不燃ゴミに出せばいい。



じゃあ、塾の場合は?


イケてる塾なら信念とかポリシーっていうものは尊重されるでしょう。


全くイケてない塾はさてどうするか?




それはもうお客さんに聞くしかない。


「教えてくださ~い」っていっても誰も教えてくれない。


というかタダの「困った人」だ。



お客さんに聞くというのは


今回の私の場合はチラシの反応率だ。


毎回、毎回、目玉をつけて広告に折り込む。


それで一番反応率の良いものに特化する。



間違っても反応のわるいところ


業績の悪いところを強化しよう補強しようと思って


チラシを出すなんてことは絶対にするつもりはない。


崖から飛び降りるようなものだ。


ニーズがないとか誰もそんなこと私に求めてないということだ。 





来週の火曜日にお客さんが教えてくれる。


無視されたらまた別の内容を考える。


もちろん今も別の案を考えてます。




センスというものは自分がもっているものって思いがちだが

案外、まわりの状況にあわせて自分を変えていく

そういう力なんじゃないか。




しかし、私は服装のセンスがない・・・。


では

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

無料体験のお申込み、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

お電話によるお問い合わせ

0749-27-7321

月-土曜 10:00 - 18:00

メールによるお問い合わせ