算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

自画自賛

まだ、作り始めたばかりなのですが

パズルマガジンの4月号はいいって思います。

自画自賛なんですがね。

いやその自画っていうのもまだできてないんです。




簡単に言えば魔方陣です。

いや、全然四角くないんですが。



話は変わるんですが

よく塾のチラシなんかで

「プロセスを大切にする」みたいなのってありますよね?

そしてそのプロセスって多くの場合「言葉」なんですよ。

その「言葉」ってわかりづらいんですよ。



営業の手法なんかで「プロセスをマネジメントする」って考え方があると思うのですが

学習するとき、というか問題を解くときに

そのプロセスをマネジメントできているか、って言うのは重要視しています。

数学の場合、途中式があって、答えがあっていたらOKなのですが

それって生徒側に任されているわけです。



それを生徒に任せている限り

勉強と言うのはいつまでたってもセンスとか能力とかって話しに終始すると思うのですが

教材がプロセスをマネジメントし始めると

それは一気に変っていくと思うのです。



具体的に言うと私がマガジンで難関校の問題をパズルに変換しているのはそういうことなのです。

「プロセスをマネジメントする」ということです。

たったそれひとつが違うだけで世界ががらりと違ってきます。



はっきり言うと今までの問題集や赤本は「結果」のみを追い求めています。

どういうことかというと、その問題が解けるか解けないか、を見るためにその問題が存在するということです。

解けるか解けないかということを知ることと

解けるようにさせること

もっと言うとそのメカニズムを理解させることというのは全く別問題です。



それに誰もが気付き、「そうだ解説を充実させよう」っていうことになるんだと思います。

けれど常に解説は問題本文とは分離していて

それが読まれるということを期待してはいるが

実際に読まれるための努力はいっさいせず、講師や生徒任せです。



そして次に言われるのが「考える力」です。

問題を見て考えられるだけの力があるのかという点。

それを鍛えよう、みたいな。

またパズルなんかではそんな力を身につけます、みたいな。



これが不幸の始まりで

それはいつも確率の話になってしまう。



私がやりたいのは個人の力に左右されない

問題を解くプロセスをマネジメントする問題を作ることです。

それはなんだって言われれば

一見複雑なものも

簡単なことの積み重ねであり

そのことが順を追って見えるものを提供することです。



次回の4月号は特にそのことにこだわってみるつもりです。


われわれは「説明」によく反応するのか

それとも「マネジメントされたプロセス」によく反応するのか


そのことをひと月かけて示していきたいと思います。



実際は2週間ですが

もう頭の中にはあるので。




では。





書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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