算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

3月号について

パズルマガジンの3月号は

麻布中学の過去問で

多角形が回転する問題にしました。


この問題は結局、外角の和が360°という「意味」がわかっていることと

公倍数というものの「意味」がわかっていればOKなんですよね。



以前、公倍数リンクというパズルを作ったのですが

あれは公倍数というものを見せようとしたものでした。

けれど麻布のこの問題の方が数学的にはずっと高級だと思います。



この問題は公倍数というものを見せています。


テキストなんかで厚さの違う2種類の本を重ねていって

同じ高さになるところがあるよね、みたいなのって

いいと思うのですが

この問題の方が動きがあっていいですね。

ダイナミックですよ。



あと、3の倍数のパズルを何問か作ったのですが

各位の数の和が3の倍数ならその数は3の倍数、っていうのは

絶対に面白いからなんとか示したいとは思うのですが

今回作ってみて思ったのは

各位の数が連続する数の場合、例えば3桁の数だったら必ず3の倍数です。

123とか567とか987とか。ひとつ飛ばしでもいいですけど。135のような。


結局それは3桁のぞろ目が3の倍数になるのであたり前なのですが

意識してなかったな~って発見しました。



他は「いっぽんみち」の発展問題を作りました。

発展問題って難しくなるというのではなくて拡張した感じです。

あんまり言いたくないのでここでは書きませんが

使ってくださってる方なら届いた時に

「そういうことか!」って思ってくださると思います。

「え、それってかなり拡張できるよね?」ってお感じになると思います。



そう、それでパズルのネタには困ることはひとつもなくて

どうやって作成する時間を捻出するか、そのことの方が問題です。



「ブログやらなきゃいいじゃないか」っていう意見もあろうかと思います。

ある程度活動を制限して

問題作成に時間を使いたいです。



付き合い悪いなってことになるかも知れませんが

よろしくお願いいたします。









書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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