算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

「意味」をつくる~詩人の仕事

問題を作っていると感動したりする。

いや、正確に言うと人の作った問題をじっくり分析すると感動する。

それをもとに問題の「拡張」をする。



文章っていうのは言葉を組み合わせて

意味をつくっていくけど

その言葉ひとつひとつにはそんなに力がなくても

組み合わせですごい力を持ったりする。



算数や数学の問題もそういうことなんだって今更気付きました。



そう考えると

マラルメとかボードレールとかがやっていたことって

自分に役立たせることが出来るなって思う。



そんなにはくわしくないけど

シンボリズムって

算数の問題を作るときと同じ考え方だなって思う。



遠く離れたものを結びつけるって

詩人の仕事だけかと思ってたけど

算数の問題を作るのも

インターネットの技術者も

ニュースサイターも

その他いろいろな仕事も

詩人の仕事のように思えてくる。





書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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