算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

近代音楽史と学習塾その7

音楽というものが変わったのは

録音技術が向上したからじゃないだろうか?

音楽が変わったというか、音楽のとらえ方が変わった、

または音楽の扱いが変わったっていうこと。



ウォークマンが発売された時は衝撃的だった。

いまiPodが同じようにスタイルを変えてしまっている。

確実に変えていますよね。

多くの中学生がiPod持ってますから。



1920年にエリック・サティが「家具の音楽」を作曲したけど

今ではまったくごく普通のことだけど

BGMというのを発明したのがサティって言ってもいいんですよね?

(どうせツッコミどころ多いので細かい話はやめてね)

誰が発明しようといいんですが

結局、音楽が家具のようになったのは

録音技術・再生技術が発達したからですよね。


レコードやプレイヤーというものの発達と普及が音楽のありかたを変えてしまいました。(あーあーそうですよ、その前に蓄音機がありますよ。エジソンは天才。)


それと同じようにいま学習塾で起こっている変化というのは

塾が学校の授業の一部を受け持つとかいうくらいの

制度とかしがらみとかプライドとかそういうくだらない話じゃなくて

学習のやり方を根本的に変えるような変化です。


先生が教室の前にいて黒板で授業するという

そして40人の生徒がノートをとったり手を挙げたり

起立・礼・着席をしたり

先生がつかみで昨日見たテレビの話をして笑わせて

それで自然に今日のテーマにもっていくとかいうのじゃなくて


黒板もないし、先生も実際にはいないし

クラスメートみたいな関係の人間もいないし

それでも同じように学習することができる、

そしてそれが学生にはクールだと受け止められる。



いずれほとんどの塾が映像系のものを入れると

どうなってしまうんでしょうね?

いいとか悪いとか、教育者は議論したりするんでしょうね。

(そういえばレコードからCDに替わるとき
 アナログかデジタルかみたいなことをみんなが言ってた。
 音に温かみがないからデジタルは嫌いだ、とか)

けどそんなこと議論しても仕方ない。

どう使うかと、自分は何をするか、しかない気がする。



どうしますか?


ねえ?





つづく



書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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