算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

詩で方程式?

最近は「物語で算数」とか

「詩的な算数文章題」に強い反応を示します。

なぜなら生徒が強い反応を示すからです。



それでインドでは詩で算数の問題があるそうです。

作者はインドのバスカラ2世(1113?~1185?)、けっこう昔ですね、

書物の名は『リーラーバーティー』。


(以下引用)


「蜂の群れ
蜂の群れの
5分の1 はカタンバの花へ
3分の1 はシリードラの花へ
それらの差の3倍の蜂どもは
夾竹桃の花へと飛びぬ。
残されし1匹の蜂は、
ケータキーのかおりと
ジャスミンのかおりにまどいて
ふたりの美しき乙女に
声かけられし おのこのごとく
虚空に迷いてありぬ
蜂の群れは如何ほどか」



『数学者のボヤキ・ツブヤキ・ササヤキ』というサイトから

引用いたしました。

ジャンプしていただければ

問題の解説をされています。



どうもこの方面が面白そうです。

情景が目に浮かぶ文章題っていうのはいいですね。


残されし1匹の蜂は、
ケータキーのかおりと
ジャスミンのかおりにまどいて
ふたりの美しき乙女に
声かけられし おのこのごとく
虚空に迷いてありぬ




無味乾燥な文章題を出して

「さあ、これを解け!

 なぜなら試験に出るからだ。」

ってやっても

嫌いになるだけですよ。





また書きます。


よろしくお願いいたします。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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