いちばん向いている仕事をどうやって見つけるのか?
『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』の著者
トマス・J・スタンリー博士によると
お金持ちになるには仕事を選ばないといけないそうだ。
つまり世の中には「金持ちになれる仕事」と
「金持ちになれない仕事」があるそうだ。
塾のブログなのであまり「金持ち」という言葉を使うのは
どうかと思うので「ミリオネア」と呼ばせてもらおう。
この本はアメリカのミリオネアについて書かれたものなのですが
その多くは自営業者で一代で富を築いたとあります。
なんとも勇気の出る本ですが
やはりこういう本は
「もしかしたら俺でも・・・」
という期待を利用して
上手く書かれているとよく言われますね。
ですからそういった部分を差し引いて
私の話もお聞きくだればいいかと思います。
ミリオネアの大半(81%)は、
職業を選んだ理由としてこう答えています。
「私の選んだ仕事は、自分の能力や資質を最大限に活かせるのです」
なるほど。
非常に抽象的ではあります。
では彼らはただ単にラッキーなだけなのか?
答えはノーで
大半のミリオネアは自分に適した職業を見つけるまでに
他のやりがいのない、あまり楽しくない仕事を経験していたそうだ。
(ここでもまた、「それって俺?」って思わせますよね)
私の好きな話は多くあるのですが
中古トラック部品販売業に特化した会社をもつ
リチャード氏の話を今日はしましょう。
リチャード氏は20代の後半の5年間を
大手のトラック製造販売会社で過ごし
食べることには困らない程度の給料をもらっていたが
このまま続けていても到底金持ちにはなれないと思い
あせりを感じていたようです。
かといってどうしたらいいのかもわからなかったのは
多くの人と同じでしょう。
(「それって俺じゃん!」って思います?)
そんなとき興味深い出来事がおこりました。
ある日、リチャード氏は
上司に廃車になったトラックを売ってくるように言われます。
廃品業者に500ドルでトラックを売りました。
まあ、それで、よかった、よかった、ですよね。
そうして2週間ほどしてまた上司に言われます。
同じ廃品業者のところへ行って
中古のエンジンを買ってくるようにと。
廃品業者は2週間前のトラックからエンジンを取り出し
500ドルと別の廃品エンジンをひとつ請求しました。
皆さんわかります?
もう廃品業者は廃品エンジン一個分得していますよね。
さらに2週間前のトラックには
トランスミッション、ギア、タイヤ、
ラジエーター、その他もろもろ付いていて
結局それらをタダで手に入れたことになります。
このことに気づいたリチャードは2週間後に独立して
自分で事業を起こしました。
廃車になったトラックを500ドルで手に入れ
7倍の値段で部品を販売するそうです。
我々の多くは廃車置場をみても
それは単なる「がらくた」です。
それを「宝の山」と見られるかどうかは
我々自身のひらめきによるところが大きいのです。
上司はリチャードよりも長くその仕事をしているであろうに
そういったチャンスに気づかない。
大手のトラック販売業者の課長のほうが
廃品会社の社長より
誰が見ても立派に見える。
片方はスーツを着て
もう片方は油で汚れた作業着だ。
けれど課長は単なるサラリーマンで
作業着のほうはミリオネアだ。
塾で考えるのが私にとっていちばんわかりやすい。
何が廃車のトラックで
その中の何が値打ちのある部品なのか。
もしかしたら「学力低下」とか
「ゆとり教育」というものを
廃車のトラックと見る人もいるでしょう。
「学校の宿題」や「学校の進路指導」を
廃車のトラックと見る人もいるでしょう。
人それぞれ違ったトラックを持ち
それぞれ違った部品を見つけるでしょう。
皆が同じことをしたら「ニッチ」でも何でもありません。
自分の目の前にある「すき間」を探しましょう。
それはきっと「俺?」だって出来るはずです。
トマス・J・スタンリー博士によると
お金持ちになるには仕事を選ばないといけないそうだ。
つまり世の中には「金持ちになれる仕事」と
「金持ちになれない仕事」があるそうだ。
塾のブログなのであまり「金持ち」という言葉を使うのは
どうかと思うので「ミリオネア」と呼ばせてもらおう。
この本はアメリカのミリオネアについて書かれたものなのですが
その多くは自営業者で一代で富を築いたとあります。
なんとも勇気の出る本ですが
やはりこういう本は
「もしかしたら俺でも・・・」
という期待を利用して
上手く書かれているとよく言われますね。
ですからそういった部分を差し引いて
私の話もお聞きくだればいいかと思います。
ミリオネアの大半(81%)は、
職業を選んだ理由としてこう答えています。
「私の選んだ仕事は、自分の能力や資質を最大限に活かせるのです」
なるほど。
非常に抽象的ではあります。
では彼らはただ単にラッキーなだけなのか?
答えはノーで
大半のミリオネアは自分に適した職業を見つけるまでに
他のやりがいのない、あまり楽しくない仕事を経験していたそうだ。
(ここでもまた、「それって俺?」って思わせますよね)
私の好きな話は多くあるのですが
中古トラック部品販売業に特化した会社をもつ
リチャード氏の話を今日はしましょう。
リチャード氏は20代の後半の5年間を
大手のトラック製造販売会社で過ごし
食べることには困らない程度の給料をもらっていたが
このまま続けていても到底金持ちにはなれないと思い
あせりを感じていたようです。
かといってどうしたらいいのかもわからなかったのは
多くの人と同じでしょう。
(「それって俺じゃん!」って思います?)
そんなとき興味深い出来事がおこりました。
ある日、リチャード氏は
上司に廃車になったトラックを売ってくるように言われます。
廃品業者に500ドルでトラックを売りました。
まあ、それで、よかった、よかった、ですよね。
そうして2週間ほどしてまた上司に言われます。
同じ廃品業者のところへ行って
中古のエンジンを買ってくるようにと。
廃品業者は2週間前のトラックからエンジンを取り出し
500ドルと別の廃品エンジンをひとつ請求しました。
皆さんわかります?
もう廃品業者は廃品エンジン一個分得していますよね。
さらに2週間前のトラックには
トランスミッション、ギア、タイヤ、
ラジエーター、その他もろもろ付いていて
結局それらをタダで手に入れたことになります。
このことに気づいたリチャードは2週間後に独立して
自分で事業を起こしました。
廃車になったトラックを500ドルで手に入れ
7倍の値段で部品を販売するそうです。
我々の多くは廃車置場をみても
それは単なる「がらくた」です。
それを「宝の山」と見られるかどうかは
我々自身のひらめきによるところが大きいのです。
上司はリチャードよりも長くその仕事をしているであろうに
そういったチャンスに気づかない。
大手のトラック販売業者の課長のほうが
廃品会社の社長より
誰が見ても立派に見える。
片方はスーツを着て
もう片方は油で汚れた作業着だ。
けれど課長は単なるサラリーマンで
作業着のほうはミリオネアだ。
塾で考えるのが私にとっていちばんわかりやすい。
何が廃車のトラックで
その中の何が値打ちのある部品なのか。
もしかしたら「学力低下」とか
「ゆとり教育」というものを
廃車のトラックと見る人もいるでしょう。
「学校の宿題」や「学校の進路指導」を
廃車のトラックと見る人もいるでしょう。
人それぞれ違ったトラックを持ち
それぞれ違った部品を見つけるでしょう。
皆が同じことをしたら「ニッチ」でも何でもありません。
自分の目の前にある「すき間」を探しましょう。
それはきっと「俺?」だって出来るはずです。