算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

教材の差って発想の差でしかありえないんじゃないでしょうか?

「10年前の常識は今の非常識

 10年前の非常識は今の常識」という言葉をさっき聞いて

なるほどな~って思っています。


(熱いね。

 そうとう熱いですよ。

 1月20日は覚悟しておいた方がいいみたい)




そんな大した話じゃないんですけど

なんで塾のテキストって1色刷りが多いんでしょうね?

単にコストの問題ですか?

わけわかりませんよね。

カラーにすればいいのに。

どうして人件費とかばかりにコストをかけて

商品コストは下げることばかりかんがえるのでしょうね。

まったく理解不能だ。


塾の教材展があったり教材会社の社長に会ったら必ず言うことにしています。

昨年は学書のコーナーの前で延々といかに学書のテキストのデザインがいいか(表紙のこと)

カラーの教材であることがいかに素晴らしいか(ビルダー)

担当者が「もう、わかった、わかった」って言うまで言い続けました。

担当者にしたら「ちょっとは内容をほめろよ」っていうものでしょう。

私にしたら「は?内容?」って感じだ。

塾のテキストの内容?

その内容の差?

「ね、ね、ね、マジで言ってんの?」っていう感じだ。

実際に内容のことを言うのなら

自分たちがどうやって教材を作っているかってことを考えてから言えばって思う。



まあ、そんなことを言ってもしょうがないので

この1月はまた教材展があるので

出入り禁止になるくらいまで要望を伝えたい。



私にしたら「塾教材を選ぶ」っていう発想が

「何で?」って感じだ。


「ね、ね、ね、マジで?」って感じだ。


活字って昔は「すごいな~」って思ったけど

実際は教材会社は売れる優れた教材を作りたくて作りたくて作りたくて作りたくて仕方ないはずなんですよね。

だってそうでしょう?

教材会社は教材を売りたい。

他の会社と差別化したい、って本気で本気で考えているはずなんですよね。

その度合いがちょっとだけ大きなところがアタマひとつ抜けるんですよね。

そしてそれが10年後に大きな差を生むんですよね。

だから私は自分が欲しい教材をどんどん言います。

教材展っていうのは教材会社が塾に教材を売りつける場なんて

そりゃ誰かが勝手に思い込んでるかもしれませんが

だからオレなんかカタログとか無料教材やサンプルを

ダンボールに入れて送らせるからパスパスパスとかって言うかも知れないけど

あんなもの、あんなレベルのセールスのセの字も知らないような

もうどうしようもないほかの業界なら笑われるような営業で

けど素晴らしいのは教材展をしてユーザーの声を聞こうとしているところで

去年注文つけたら今年もうそれに対する答えを出してくるすごい教材会社(例えば都麦出版とかマジ速い)があったりして

ああ、そういうことのためにこそ教材展はあるんだなって思うんですが

どうでしょうかね?



私は教材会社のトップとかそれに近い人に会ったら

教材の表紙はアニメにしましょうよって言ってるんですが

まだ誰も聞いてくれません。

表紙はアニメ、中身はカラー。



やっぱり中身は一色で

紙の質も悪くて

表紙はもう何年も変わらない

っていうかいつの時代?

っていうようなデザインやめてよね、っていうほうが

子供とか親は喜ぶんですかね?



しょうもないことにこだわるなよ、って言われるかもしれませんが

2008年だから変えたらいいんじゃないかなって思うんですよね。




せめて「予習シリーズ」のレベルにまでならないかなって思うんですよね。

あの本の何がいいって、紙の質ですよね。

あと、ちょっと写真が入ってるところとか。



こんなこと書くと怒られるかもしれないけど

教材の内容ってそんなに大差はないと思う。

スタイルの差と呼べるものだ。

作ってる人がだいたい同質の人だから根本的な差が出る方がおかしいと思う。



教材の差って発想の差でしかありえないんじゃないでしょうか?


表紙とかアニメとかカラーとか紙質とか

本来なら副次的なところすら似たりよったりの教材ばかりで

「は~」って思います。



発想の差ってなんだよ?ってことですが

そんなことわかるわけがない。

わかってても書くわけがない。





もう常識的なことにがんじがらめになってますよね。

「10年前の常識は今の非常識

 10年前の非常識は今の常識」

この言葉を聞いてからやる気がすごく出てきてます。

今年はすごく働きます。

いえ今後10年間、すごく働きます。



それでこれは誰の言葉かって?

それはその~、


日能研の小嶋勇会長の言葉ですよ。

カッコいいでしょ?









書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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