算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

塾の成長をさまたげるありがちな言い訳(10)


『失敗するかもしれないじゃないか』



確かに。

失敗するかもしれない。

手間ばかり増えて、逆に損するかもしれないし

お金も失うかもしれないです。



今日のはちょっとベタな言葉?

実はブログ書いてる場合か?って感じでやることたくさんあるんですが・・・



新しいことをやって失敗するかもしれないっていうのはあたり前の話で

「そのとおり!」って感じなんですが

それでも常に挑戦するというかトライするというか

変化してないといけないと思う。

特に学習塾なんていう自分がむかし身につけたことを教えるという職業だと

変化してないと自分が飽きるし生徒も飽きる。



じゃあ、何が変化なんだよってことなんですが

変化というのは動いてるってことなんだと思うんです。

動いてるって具体的に何なんだよって言われると

生徒を募集して大きくなっていくってことがわかりやすいんじゃないでしょうか。

それは保護者にも塾長にも講師にも。

「また、新しい生徒さんが増えたんですか」っていう会話は

新鮮な空気、新しい血を送り込むことになると思います。



今も全然なんですがイケてる塾じゃ全然ないんですが

今よりももっとイケてなかったときは

新しい生徒が入るのが怖かったですからね。

いまの状況が変化するのが怖かったですからね。

けど今は変化を恐れる心っていちばんの敵だと思ってます。



こうやって書いて何を批判してるかって過去の自分なんですよね。

自分の弱かった心を怠け心を批判してるんですよね。

特定の外部を批判してるわけじゃないんですよね。



それでまた具体的に動くって何だよってことですが

物理的に教室の何かを変えろレイアウトを変えろって言われるんですが

そりゃ、それもいいんですが

単に置いてる物の位置をずらしたりっていうのは

やってるほうもバカらしくなってきて

そんなお遊戯みたいなことじゃなくて

実際にいいのは生徒を増やして新しい机とイスを増やしていくってことですよね。

そうするとレイアウトが変るのはお遊びじゃなくて本気になる。



「アホか!バカか!その生徒を増やすためにすることって言ってるのに

 肝心の生徒が増えないのにどうやって机を増やすんだよ」ってことをおっしゃられたいと思うんですが

ちょうど1年前に私がやったことは

生徒が増える前に机とイスを増やしました。

教室を仕切ってたパーテイションも動かして

どんどん机を増やしていき機材も泣きながら増やしました。

チラシの準備もしながらです。



こういうことを書くと自然に出てくる言葉が

「失敗するかもしれないじゃないか」です。



ああ、そのとおり、失敗するかもしれません。

けど今のままやっていても上手くいきますか?

今よりも上手くいきますか?



変化しないってことは現状のままでいいってことは

決まっている滅びに向かって生きていることと同じです。




自分を変えるもっとも簡単な方法って

人に出会うことですよね。

「人間関係」って言葉がありますが

人間って関係性の生き物っていうか

関係の中で自分ってあると思っているので

相対する人を変えることによって自分も変化すると思います。



新しい生徒が来た新しい保護者の方と知り合ったとか

電車に乗って出かけていって遠くの塾ブロガー先生に会いに行くとか

塾のセミナーに出席してオオボラ吹くとかってことはすべて

すべて自分が変るきっかけですよね。



新しい生徒が入った、自分は今までのままって

おかしいじゃん?



でしょ?

見下ろしすぎって感じ。



塾というのは物を売っているんじゃない

教育というのは人間対人間だっていうのなら

毎回そこには変化があって自分が変っていくと思う。

それなのにやっていることが去年と同じ3年前と同じっていうのなら

塾という場所でじゃあ何を売ってるの?ってことだ。

どこかの工場で大量生産された「教育」を売ってるの?





「何を言ってるんだ?」ってこれは日記で

自分自身を励ましてるだけですよ。

弱くなりそうな心、現状でいいやっていう心を

日記で鼓舞してるってわけですよ。









では。




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書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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