算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

私にとっての革命的な発見

今日は朝から模試。



ところで

9月に入ってからも入塾があり、うれしい。

洛南、同志社、立命を狙う塾になったので

そのような方が入ってくださって

とてもうれしい。




どうして前はそんな発想がなかったのだろう?

結局、合格実績が出るか出ないかってことは

塾長の頭の中で8割がた決まってしまうんだなって思う。



実績を出すと決めて

生徒を募集して

そのような努力をすれば

結果は必ず出ると100%信じきってます。



なんて単純な話だろう。

それに気のない生徒に無理矢理受験させるわけでもない。

行きたくてどうしようもない生徒とがんばるんだから。




まあ、募集してそういう生徒が集まるかっていう問題があるように感じたけど

それすらもたいした問題じゃなかった。

たとえば立地や建物が悪ければ引っ越せばいいだけだもの。




昔、別の仕事をしていたときクレームがあって

「どうしても車の手配がつかなくてその日にはお届けできません」って言ったら

「車なんか世の中にいっぱいあるじゃないか。」って言われた。



世の中にはテナントはたくさんあるし

引越し屋さんもたくさんある。

銀行はお金を貸すのが商売だ。



やるかやらないかっていうのは塾長が決めることで

やらない言い訳はそれこそさがせばいくらでもあるから

今現在がどうかというのは私は問題にしていません。

それを考えたらやめておいた方がいいって話になったかもしれない。



われわれは常に自分に対する自信のなさとたたかわないといけない。

「そんなの僕にできるの?」っていう言葉とたたかわないといけない。



素晴らしい発見は

「やるかやらないかを決めるのは自分だ」ってことだ。

これはすごいな。



どんな言い訳も通用しない。

「いろいろ理由はあるんでしょうが

 やらないと決めたのはあなたでしょ」って。



「価値観の違いだよ」っていう話は聞き飽きたけど

大きくなっている塾で合格実績を競ってないところってないという大発見をした。

これは私にとって革命的な発見だった。



塾の成り立ちからみて

合格実績を競わないっていうのは主流じゃない。

勉強の楽しさを教えるのは一番の目的にはなりえないんじゃないか?

それは結果として付随するものではあるけれど。

あと手段としてってことは効果的だ。



「お前が何をいっているんだよ」っていう話なのですが

これからそうするって言ってるんです。

出来なければ私が数年後に笑われるという話なので

今現在何か言われても答えようがない。



しかし、塾業界(そんなものがあるのか?)というのはおかしなものだ。

塾を大きくしたいとか、生徒数を増やしたいとか

教材を売りたいとか言うと

教育者が金を目的にしてどうする、っていう批判を受け、

大手が合格実績をチラシに書いて折り込むと

「あんなもの、ごまかしだ。

 実績の影にはその数十倍の生徒が犠牲になってる」みたいな話になる。




そして不思議なことに自分もずっと前はそう考えていたかもしれないってことだ。

今は自分の力のなさを素直に認め

たとえ人に笑われようが

自分の出来ることをする。

目標に向かって努力する。



それだけの話なんだっていう単純な日記です。




では。









書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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