算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

やめるべき人はやめたほうがいい~「95%と5%の違いがわからないヤツらが、みんな95%の中にいる」について

時間がないので文章について考えずに書きます。


え~っと、だいぶ前になるんですが

村上龍の『Ryu’s Bar』というトーク番組がありまして

(タバコ吸って、酒飲んで好き勝手しゃべってた番組)

そのなかでだったと思うんですが

横尾忠則さんがゲストで出てて

「ピカソ展」について話してたんだけど

感覚の鋭い人はあのピカソ展に行って帰ってきて

筆を折るか、猛然と書き始めるかどちらかだ、みたいなことを言ってました。



これって私は大賛成なんですよ。

感覚が鋭いかどうかっていう前提かどうかはっきり覚えてないんですが

普通の感覚でいいと思うんですが

すごい人って必要なんですよね。

そのすごい人を見て自分がやめるか続けるかっていうことを判断するんですよね。



私は10代の時は恥ずかしいんですが音楽が大好きで

歌ったりしてました。

(今思うと赤面します)

それである時、友部正人のライブに行ったんです。

ギター一本で歌ってました。

けれど全然そんな風に思えないんですよね。

もうとにかく声がすごかった。

神の声だ、って後にNYのバンジョウ奏者に話したら

「そうそう、ボブ・ディランと同じなんだよ」って。

「声が違うんだよ。直接体のなかに入って来るんだよ」って。



「あれ聞いて、僕、歌をやめようと思ったんですよ」

「そうなんだよ、すごい人は必要なんだよ。

 人生棒に振らずにすんでよかったね。

 派手な方にみんな惹かれるけど

 自分の道を行けばいいんだよ。

 自分のやるべきことをやるべきだよ。

 それをすごい人は教えてくれるんだよ。」



芸術にしたって何にしたって

すごい人の存在って社会的に役立っていると思ってます。

「すごい!」って思って「オレもやりたい!」って思わせる効果と

「オレには無理だ。別のことですごくなってやろう」って気付かせる効果。


何でこんなことを急に書いてるかといいますと

「95%と5%の違いがわからないヤツらが、みんな95%の中にいる」

というきのうのみかみ先生のブログなんですが

先生は「横柄かなと思って削除しました」っておっしゃってまして

私は全然そんなことないと思うんです。



こういう記事読んで「がんばろう!」って思う人はいるし

逆に進路を考える人だって出てくると思う。

中途半端でずっといくよりも

どこかで決めた方が絶対にいいので

こういう記事は必要だと思うんですよね。




ということで取り急ぎアップします。



やることがありすぎるので仕事に戻ります。




では。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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