算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

今、塾のそばを「さおだけ屋」が通った。

今、塾のそばを「さおだけ屋」が通った。

2本で1000円だそうで

これは20年前の料金だ、とスピーカーががなりたてている。



世の中にはいろんな商売がある。

その中のひとつが「学習塾」だ。

けれどその塾というものもひとつひとつ商売が違う気がする。


福○工務店じゃないけれど「熱意」を売るというのも商売のひとつだ。

見かけ上の取引やサービスというものはわかりやすいけど

自分が何を生み出したり流通させているかを考えたい。


もともと情報収集というか

勉強というか

趣味というか

仕事の一部というかわからないけど

そういったあいまいな目的でブログをはじめたけれど

ちょくちょく目にするのが

塾と部活の共通点だ。



私は中学のときに陸上部でしたが

部活は学校では一番厳しくて

一番部員数が多くて

一番強い部活でした。



何を部活で学んだかというと

「根性」と「自己管理」だったと思う。

あの部に入ってよかったと思うし

その当時の顧問の先生がやはり「恩師」なんだと思う。

(と言いながら卒業後何も連絡してませんが・・・)



結局、あの時の部活のイメージで塾をしているんだと思う。

最近、生徒へのコメント(反省ノートみたいなもの)に

やたらと「根性」の文字が目立つ。



当時の陸上部の顧問はかなり先端の練習法を取り入れてましたが

同時に「根性」の大切さを毎日説いていました。

毎日練習後には説教を聞かされました。

その説教と部活の日誌のコメントが顧問の仕事の中心でした。



部活はほとんど休みがありませんでした。

「休養日」というのがありましたが

それでも「休養メニュ」をこなさなければならなかったし

説教は聞かなければなりませんでした。



学校の授業が終わってから毎日部活。

塾もそんなイメージかもしれない。



さおだけ屋は20年前の値段でさおだけを販売している。

私は20数年前に教えていただいたことを

今の生徒に伝えていきたいと思う。

それを伝えるのはやっぱり「熱意」だ。





 






書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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