算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

学習塾は歯科医院か?(2)

学習と健康は似ているのか?



ずっと受験勉強をやり続けられないのは短距離走と長距離走の違いかも。

受験勉強というのは短距離走的に考えられてます。

短距離と呼ぶにはなかなか期間が長いのですが

一生のうちのある一定期間ということで短距離走的ではあります。



受験の数か月前、1年前から勉強以外をやらずに没頭するというのは

ボクシングなどの試合前の減量のように無理をしています。

そんなことを一生は続けられない。



いままでやってこなかったものを短期間でキャッチアップするというのが塾でしょうか?

逆転の塾でしょうか?

勉強の遅れを取り戻すために塾に行くのか?



私はなるべくそういうことがしたくはないので

幼児のころから学習習慣をつけるような塾をやっています。

ピンと張りつめた教室、先生の声と鉛筆を走らせる音だけが響く教室、

そんなところは私は苦手。



リラックスしているが羽目は外さない。

格好もつけず、素直に悩んだり喜んだり。

友達や仲間を作りに来るのではなく勉強をしに来る。

先生としかあいさつしない。

先生としかコミュニケートしない。




学力の向上という長期的な習慣の問題を

要領や気合や不健康なまでの生活で解決していこうとしない。

長期的な問題を長期的な視点で捉えて解決してく塾をやっています。




歯科医院の話をするのを忘れてしまった。

毎日歯磨きをするという習慣なしに歯科医院に来られても

その場を切り抜けることしかできない。

今日治療して、今日の痛みは治まったかもしれないが

根本的な問題が解決していないから

また同じ問題を繰り返してしまう。

また近いうちに別の歯を押さえながら歯医者さんに助けてもらおうとする。





書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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