算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

Blog

りんご塾通信

塾は「チョコレート工場」でなくっちゃ。

アインシュタインの言葉に

常識とは18歳までに身につけた
偏見のコレクションのことをいう。


というのがありますが、

まあ、そんな大げさな話ではないのですが

常識というのは学ぶものですよね。

とくに多くの人は18歳くらいまでは学校に行きます。

私も行ってました。

一方的に先生が黒板の前で授業する形態でした。


だから自分の塾ではそのような形をとっていないのですが

それでもすぐに常識にとらわれてしまって

新しいことをする努力や勇気を忘れてしまう。


PCを使ったりネットを使えば「新しい」とは単純にいえませんが

20年前に比べたら新しいとは思う。

そのときはPCを使って勉強するなんて

「非常識」というよりも

「常識外」だったと思う。

想定していないことだった。




「普通、そういうことはしないだろう」とか

「通常なら押すところを引くのが非常識で効果がある」みたいな

そういうことってよく考えるけど

人が空を飛んだり、月へ行ったりすることや

もっと前だと声を遠くに送るとか

映像を送るとか

そういうことは「常識外」のことだったと思う。

普通は、考えもつかないことだったと思う。



ところで私が好きな小説ってやっぱりファンタジーだ。

(最近、全く読んでませんが・・・)

『ガリバー旅行記』とか『すばらしい新世界』とかって好きだった。


昨日、子供に借りてきたジョニー・デップの

『チャーリーとチョコレート工場』を観た。

DVDで。

今更・・・orz



傑作ですよね。

感動して泣きますね。



ませた子供達が常識的なことをペラペラしゃべっていると

ウィリー・ウォンカは「なに言ってんの、わかんない」みたいなことを言って相手にしない。

こういうシーンが凄く好き。

「胡桃を割ってナッツを取り出すのに

君はどんな機械を使っているのかね?」

みたいな質問には

「は?胡桃からナッツを取り出すのはリスが一番さ」と言う。

実際の工場ではリスがせっせと働いている。

(他の工程はすべて小人がやっている)



こういう映画を観ると「自分の塾はなんて常識的なんだろう」って思う。

「先生、ボクには無理です。今からでは間に合いません」

とか言う、常識的な子供には

「は?なに言ってんの、わかんない」って答えたい。

PCの液晶ディスプレイで先生が一生懸命説明していたら

子供の頃の私なら「小人が授業している」って思ったろう。

すべての授業を「小人」が担当するような形にしたい。

(もちろんナッツを取り出すのはリスに限るけど。)



夢のある塾を作りたい。

夢っていうのは常識の外に存在すると思う。

だから夢を実現するためには自ら常識の外に出ないといけない。



常識的な子供が「現実」を突きつけられて

夢をあきらめたり元気なくしたりする。



塾にはファンタジーの力が必要だ。

そう、塾は「チョコレート工場」でなくっちゃ。















書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

無料体験のお申込み、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

お電話によるお問い合わせ

0749-27-7321

月-土曜 10:00 - 18:00

メールによるお問い合わせ