戦い続ける意志
算数オリンピックをやっていると様々な雑音が耳に入ります。
例えば、
「算数だけやって難関中学に入学できるのか?」
「そんな難しい算数をやらせて子供らしさが失われるのではないか?」
「子供はもっとのびのびと過ごした方がいい」
「子供には勉強よりも様々な体験が必要だ」
エトセトラ
しかしのびのびと勉強していたら偶然に金メダルが取れました。
ただ好きなことをやっていたら全国1位になりました。
そんなことがあるはずがありません。
全国1位というのは、そんな呑気なレベルではないのです。
バランス良くやって取れるようなものではないのです。
もっと情緒的な、発想力豊かな、時には回り道から学ぶ、等々の耳障りのいい中身のない言葉との戦いなのです。
勝ち続けるということ、
戦い続けるということは、
教育雑誌や書籍などで書かれている一般論や、さしさわりのない話との戦いなのです。
大多数の人は、教育雑誌や書籍を読んでいればいいのでしょう。
そして無理せず、子供らしく、バランス良く育てばいいのではないでしょうか。
人生に練習があるのか?
人生は子供であろうが大人であろうが、常に本番なのです。
人生とは戦いなのです。
戦い続ける意志がなければ、人生に負け続けることになるのです。
算数オリンピックとはそういう気持ちの人しか残れません。