算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

「レンガの家」の条件

「3匹のこぶた」のお話が好きだ。

1匹目はわらの家を作り

2匹目は木の枝で家をつくったけれど

しばらくしてオオカミがやってきて

簡単に吹き飛ばされてしまった。



レンガで造った3匹目の家だけがオオカミの攻撃に対抗でき

お話では逆にオオカミをやっつけてしまう。



私は塾でも同じなんだと考えています。

毎年春が近づくと

「オオカミが来る!」「オオカミが来る!」っていう話を聞く。

「うちの近所にも来ましたよ」って。



わらの家や木の枝の家の時には

「レンガの家」の意味がわからないんだと思う。

立派な大手の塾はやはりある意味「レンガの家」だ。



いま思っている「レンガの家」の条件というのは

ブランド力はあるか?

素晴らしい人材はいるか?

その層は厚いか?

設備投資をしているか?

参入障壁と呼べるものをもっているか?

という問いに「Yes」と答えられるかってことだ。



足りないものだらけだと自分では思ってますが

可能な限りのことはしています。

これからもやります。


まずはじめに市内のどの塾よりも

広くて清潔で使いやすい机とイスを

生徒には提供しようと思っています。

「そんなことか」って思われるかもしれませんが

私の基準ではまず一番はじめの重要事項です。



オオカミが来てもびくともしないレンガの家ってどんなものだろう?

時間とお金がかかってもレンガの家を作り続けたい。







書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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