算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

新しい番地は新しい友を連れてくる

古い番地を捨てて、新しい友を探そう。


今までに何回くらい引越ししてきたろう?


住んでいた場所を思い返すとその時々に親しくしていた人の顔が見える。


きっと古い住所への手紙は送り返されるだろう。




そして新しい友への自己紹介はどうすればいい?


生まれたときから順に話すことなんて不可能だ。


小説の書き方みたいな本によくあるように


ストーリーとプロットの違いだ。


ストーリーは始まりがあって終わりがあるもの。


時間の経過と物語の進む向きが同じだ。


(これは私の定義する迷路と同じだ。)


プロットは途中から始まったり結末からはじまったりする。


そう、入学式や入社式で出会うようなものだ。


今という我々の時間の結末に出会う。


そして回想という形で自己紹介をすすめ


現在をいっしょに生きることで新たな自分をつくっていく。


(これは私の定義するパズルだ。)



我々の生活は今をいっしょに生きながら、


過去の自分を語る自己紹介を繰り返すこと。




住所が変われば届かない手紙は増えるだろう。


けれど新しい番地は新しい友を連れてくる。


新しい友にはまたはじめから自己紹介をする。


昨日までの新たな経験が加わって


今日の自己紹介はまた新鮮なものとなる。


自己紹介とは自分の過去を見つめなおすこと。


自分の過去に意味を見つけ出すこと。


そしてその意味は今日からの自分が生きる意味でもある。




書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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