算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

Blog

りんご塾通信

人と変わっていることは生き残るための最低限の条件

「私には同業者はいない」って言えるようになりたい。

「アイデアを他の会社や組織に相談している時間はない」と思う。

確かにより大きな組織や権威に取り込まれれば

それはそれで、人によっては幸せだろう。



今日思いついたことを組織の底辺からお伺いをたてるような

そんなことはしているヒマがない。

世の中はものすごいスピードで動いているから。

上手くいって半年後。まあ、一年後。もしかしたら3年?

そんなことはやめにしたい。



今日思いついたことは今日はじめて

来月にはもう反映されているようでありたい。



「分析する」「考えてみる」なんてことは言わず

「とりあえずやって失敗する」姿勢でいきたい。

失敗した悪い情報は自分から発信しよう。

「申し訳ありません。間違ってました。」



「そんなことしたらノウハウとかって人に知れてしまいますよね」

そう、知れてしまいます。

たいしたことを思いついているわけではない。

いつかは誰かが思いつくことだし

そのほとんどはどこかで誰かがすでにやっていることだ。



だったらやるべきことは

知っていることはすべて公開しよう。

ノウハウや知識の囲い込みなんていう時代じゃなくなっているから。

そして常に勉強して考えて

新しいやり方を見つけ出そう。

人の話に耳を傾けたい。

「なるほどね。そんな視点があったんだね」

そして友人を称えたい。



毎日新しいことを思いつけばいいだけの話だ。

表に出すひとつの成果の裏には9つの失敗がある。

真似する人は成果だけをマネするから

絶対に追いつくことは出来ないと自分を説得して

どんどん発表しよう。

そして9つの失敗からまた新たなことを考えよう。



こんなに物流が発達して

ネットの環境が整備されてきたから

人と同じということの価値は限りなく低くなっていくだろう。

だから大切にしなければならないのは

人と違っていること。

できるだけ際立つこと。

そういったことが生き残るための最低限の条件だって

自分に言い聞かせてこれからもやっていこう。



書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

無料体験のお申込み、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

お電話によるお問い合わせ

0749-27-7321

月-土曜 10:00 - 18:00

メールによるお問い合わせ