算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

あなたちょっと変わってるわねって言われるのなら、人に役立つようにいかしたいものだ。


どうして自分がパズルにこだわっているかを書こう。


塾を始めたときはどんな生徒でも成績を伸ばしてやるぞっていう気持ちだった。

もちろん今でもその気持ちは変わらないのですが

あの時は方法をひとつしか持っていなかったと思う。



けれどひとつの方法では様々な生徒には対応できないことをすぐに知りました。

自分の持っていた方法とは自分がしてきた勉強法です。

自分がやってきて効果のあった勉強法。

塾を効率的に運営するためには自分と似た人だけを集めて

自分のやり方を通せばいいんだと思います。

わかりやすい例では勉強の出来ない子はお断りだ。

またはやる気のない子はお断りだ。



確かにそうなのですが

生活のためにはどんな子達も受け入れました。

自然と個別指導になりました。

塾は好き。もっと言えば私のことは好き。けど勉強は嫌い。

このような生徒が確実に何人かは存在しました。



彼らは塾の授業中はあまり気乗りがせずに

ムダ話が大好きでした。

勉強ができない、または勉強が嫌いとはいっても

すべてにおいて無関心なわけでもないし

無気力な子供というわけではないのです。



彼らは自分がおもしろいと思ったことには集中しました。

興味を示し、没頭します。

「ああ、彼らは無気力な子供ではなく

 勉強に興味がないだけなんだ。」

としばらくして気付きました。



話を聞いていると小学校3年くらいから算数がわからなくなったという生徒が多かったです。

それに小学1年で算数に苦労する子が何人か塾へ来ました。



けれどみな遊ぶことは大好きでした。

遊ぶことに関しては神様は素晴らしい能力をほとんどの子供に授けていると感じました。

その遊びと勉強を結びつけるような教材があればいいのにって思いました。



さらに私は仮説を立てました。

「算数が苦手な子は幼少の頃の遊びがかたよっていて

 算数に必要な能力が未開発なのではないか?」

と言うものです。


それでそのような教材はないものかと探し回りました。

確かにいろいろ世の中には幼児向けの教材がいろいろあり

同じようなことを考えている方も昔からおられるということがわかりました。


けど、あんまりおもしろくないのです。

宮本先生の教材はすごく面白いんですが

難しいし、バリエーションが非常に少ないって思いました。



もっと簡単なもの、もっと多彩な種類でたくさんの量。

それを実現したいとずっと思っています。

勉強ができない子達を減らすためには

塾じゃないほうがいいと思いました。


それで今、CDマガジンをつくろうとおもってやっています。

協力者も数名おられます。(ありがたい)

はじめてのことなのでかってがわからず時間がかかるのですが

今はその準備をしています。




あなたちょっと変わってるわねって言われるのなら、

人に役立つようにいかしたいものだ。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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