算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

個人ニュースサイトはニュースをつくりだす場所

羅列型の個人ニュースサイトをはじめてひと月がたった。

これは誰かがすでに言っていることかもしれないが今日は思いついたことを書きたい。


言いたいことはただひとつ、個人でニュースサイトをやっていて感じることで、

自分がやっていることはニュースを作っているということだ。


始めた頃は「なんかいい記事がないかな~」って探し回っていたきがします。

毎日毎日そういうことをやっているとある日「素晴らしい記事」に出会う。


もうその作者は何度か自分のニュースサイトで取り上げている人だ。

自分の感覚ではけっこうな数の人も読んでいるんじゃないかって思ったりする。

しかし、他の方のニュースサイト論なんか読んでるとわかるけど

多くのニュースサイト読者というのは取り上げられた記事しか読まず

その元記事の読者になることはまれなことらしい。


だから自分は何度でも同じ人の記事を取り上げる。

ちょくちょく同じ人ばかり取り上げると

「なんか関係あるの?」って思われるんじゃないかってたまに思うけど

すぐに忘れて取り上げる。

だっていいことが書いてあるから。



それである日「素晴らしい記事」に出会う。

「これはいい!!!!」って紹介する。

トップ記事の扱いだ。

すると読者が反応する。

読者のサイトにリンクが張られていて

それに関して熱く語られたりする。

また他のニュースサイトを巡回していると

自分の取り上げた記事が紹介されている。

もうそうなるとニュースだ。

ある人が「素晴らしい記事」を書いたっていうニュースが駆け回る。



もしかしたら自分が取り上げなければ

別の誰かが取り上げてニュースになっていたかもしれない。

それはそれで素晴らしいことだ。


もしかしたら自分が取り上げたから

その記事はニュースになったのかもしれない。

ニュースサイターとしては一番の喜びだろう。



いずれにしてもどんな素晴らしい記事にしたって

発見されなければ「ニュース」にはなりえない。

そう、ニュースサイターが「発見しました!」っていういのがニュースでもあるからだ。

そしてその「発見しました!」っていう感動は

ニュースといっしょにネット上を伝わっていく。

もう最後のほうは誰が発見したんだかわからないし

どういう経路でそこへたどり着いたのかさえわからないが

多くの人が「へえ、いいこと書いてあるじゃん」って思った瞬間に

それは読者にとってのニュースになる。



ニュースを羅列することは自己の表現でもあるんだけれど

同時に発信者の顔もわからないくらいに遠くまでひろがってしまうと

この世の中にニュースをひとつ作り出したことになる。



個人ニュースサイトはニュースをつくりだす場所だと思う。





参考:「ニュースを羅列することで個人のパーソナリティを表現できるって、かなり魅力的なことだ。」

   「アクセスと「顔」」


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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