算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

最高の失敗には報酬を!凡庸な成功には罰を!

ジョニー先生のブログが面白かった。

うわー、満席なのに数字が伸びてないわ

>ご飯食べていくだけなら、もっと人数絞って楽に経営した方がいいんだけど、
>可愛い生徒や講師のためには身の程知らずなリスクも負っていかないといけないんだよねー(はぁ


10年後をイメージできるか

>少子化傾向にあるから塾屋は儲からないなんて、そんな単純な話ではなくて、
>個人塾という形態でそのままの状態で生き残っていけるのか、というのはちょっと『!?』だしね。


今、トム・ピーターズの本を読んでいて

「これはまさに今を語っているな」って思いました。

題名にもしたんですが

「最高の失敗には報酬を!凡庸な成功には罰を!」

この言葉ってなんにでも当てはまるんでしょう。

短期的な問題だと凡庸な成功は

「今、食べてけるんだからいいんじゃな~い」となる。

「なにもそんなガツガツしなくても、子供を相手にしている仕事なんだから」っていう意見も出てくる。

けれど今日もお日様が沈んだように地球は回転していて

時間は流れ3月のカレンダーはゴミ箱へ

そして4月のカレンダーが壁に掛かる。

確実に塾講師は年をとっていく。

その凡庸な成功の果てにあるのはいったい何か?



我々は短期的な問題を積み上げて生きていくのではなくて

人生という長期的な問題を細分化して

ひとつひとつやっつけていく必要があるんじゃないだろうか?



人のことはわからない。

けれど私の考えを書こう。



個人塾で生計を立てるというのは

人生という長期的な問題の

短期的な対処法でしかないと思っている。



今食べていけるのなら

絶えず冒険を繰り返そうと思っている。

多くの失敗という財産を手にしなければ

これから先の変化を乗り越えられないんじゃないだろうか?



「少子化で生徒が減って、おまけに競合が増えて

 塾なんてやってても未来がないわ~」なんて思わない。



学習塾に未来がないのではない。

未来のない人間が学習塾をやっているに過ぎない。



「未来」とは何か?

それは凡庸な成功の続きではなく

最高の失敗の次に来るものだろう。

ずっとずっと挑戦しつづけることが必要ではないだろうか?





では。




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本の紹介

トム・ピーターズ 『タレント魂。』

出版社:ランダムハウス講談社
サイズ:単行本/160p
発行年月:2005年12月
ISBN:4270000856
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円)





書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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