算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

アメリカとの試合は消化試合だったろうか?

昨日は久しぶりに気分がよかった。


メキシコとアメリカの野球の試合だ。


ホームランを2塁打にされて


モチベーションの低かった(?)メキシコチームが本気になったとニュースでは言っていた。


けっこういろんなテレビ局で言っていたように思う。


けれど本当だろうか?


もしかしたらあれはアメリカチームの気持ちを下げたんじゃないだろうか?


もしも私がアメリカの選手だったら


あんな判定をされたらよその国に対して恥ずかしく思う。


逆境は人を強くするのはあたり前の話だ。


一流選手のプライドを傷つけるような判定はよくないだろう。




以前、というか20歳のころ、メキシコを旅行したことがあった。


「ペンション・アミーゴ」という日本人が経営するところに1ヶ月ほどいた。


メキシコの音楽が好きで行ったのだが


さすがにマリアッチばかりだと飽きたので


「ジャズが聞きたいんだけど」ってお店で言うと


「アメリカへ行け、ここはメキシコだぞ!」


って怒られた。


そうか、アメリカとメキシコはお隣だ。


ずっと昔に広大な土地を取られちゃったしな。


国民の基本的な感情として


ライバル心もあるだろうし


なるほど~って思った。




昨日の試合だって我々からしたら


メキシコは決勝トーナメントに出場できないから


モチベーションが低いって思うけれど


もしもこれがサッカーのワールドカップで


アルゼンチン対ブラジルだったとする。


別にポルトガル対ブラジルでもいい。


ポルトガルは決勝トーナメントへ行けないことが確定している。


そのときブラジルとの試合は消化試合だろうか?


フィーゴの試合に対するモチベーションが低いだろうか?





国際大会では順位だけがすべてだろうか?


国旗をつけたユニフォームを着ていて


モチベーションが低いなんてありえない。


国民の代表だ。


恥ずかしい試合やプレーができるわけがない。


イチローだって感情的になるくらいだ。




メキシコ選手はなんとしてもアメリカに勝って


家に帰りたかったんじゃないだろうか。



書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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