算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

Blog

りんご塾通信

演奏と創作の違い

そりゃまあ、違うんですが

いつの頃からか(いやホントは知ってるんですけど・・・)

演奏するとかライブとかっていうとアドリブとか

その場のノリとか雰囲気とか

決め事で演奏されている印象が強かったのです。


若かりし頃自分もなんかライブとかだと適当にアドリブを入れていたような

っていうかアドリブこそがライブなんだって勘違いしてました。



ナンバーガールの演奏を聴いて最近は本当に考え方を改めました。

ライブとは再現する場であるということ。

表現というのは再現であるということを。


即興ということを意識しすぎていたんでしょう。

例えばオルガンやピアノ曲でカデンツァが固定されていたら

「バカじゃないのか?」って思ったりしたけど、いやいやいや、そんなことないなって今は思います。

ライブでギターソロがレコードと同じなら「何それ?」って感じたりしてたんですが

ライブは演奏であり忠実な演奏も立派な表現であるってことをナンバーガールのライブを聴いて思いました。


当たり前なんだけどあまりにも無自覚過ぎました。

一度創作されたものを再現する表現って当たり前のことで

それをロックで忠実にやったのがナンバーガールってことだろう。


彼ら(田淵さん含む)はロックを芸術にしてしまった。

その手法は単純で、完璧な演奏をするというただ一点のみ。



恥ずかしい言葉で言うと通常のロックというものは感覚や感性が発する一度きりの表現なんだけど

彼らは感性から発した爆音を完全にコントロールしてそれを何度も再現するという表現方法をしている点で芸術なんですよね。











書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

無料体験のお申込み、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

お電話によるお問い合わせ

0749-27-7321

月-土曜 10:00 - 18:00

メールによるお問い合わせ