そういえば年末にドラえもんを見た
ジャイアンの声が聞きたかった。
違和感なくよかった。
選考のとき一発で決まったと言われていて
すごく楽しみだった。
年末くらいしか見るときがなかったので
ホントによかった。
それにしても「ドラえもん」は面白い。
SFだなって思う。
「あたり前やん」と言われたが
ホントに素直にそういう感想だった。
SFというのは大好きだ。
宇宙がどうこうっていうんじゃなく
現実の世界からいったんはなれて
そうしてまた戻ってくるっていうのが心地よい。
痛烈な風刺だったり
よい教育的効果があったり
生きる力を与えやすいと思う。
スイフトの「ガリバー旅行記」を読んだとき
自分が本当に巨人になったり
小人になったりした感覚を味わった。
完全に近いくらいの感覚だった。
そうして最後のヤフーのところでは
いたたまれない気持ちになったのを覚えている。
もしも迷路やパズルに夢中になったとするならば
その間子供は別の世界にいるような感覚を味わってるのかもしれない。
つらくてやりきれなくて自信をなくしたときに
壊れた目覚まし時計を分解していくように
迷路をさまよい
試行錯誤できるような
そんな教材をつくりたい。
ひとつ解けば少し自信を回復できるような
そんな教材をつくりたい。
年末にはそんなにテレビは見られなかったが
ドラえもんが見られてよかった。