朝からいい天気
自宅前教室の外は雪の原が広がって
水路沿いの葦が日に照らされて黄金色に伸びる
新聞配達のタイヤのあとだけが道にのこる
よく見ると雪の上には小動物の足跡が残っている
小さな鳥の足跡
鋭い羽根が残した跡
雪が積もってなければ
ここは人間しか住んでいないと勘違いしてしまう
昨日は山の方に住む親戚の家で食べた
この秋は柿が豊作で
柿木には深く鈍い色の実が残っている
ニホンザルが群れで降りてきて
ひとつ枝からもぎとり
自分の子に与える
お尻も顔もまっかっかだ
私の息子はなにか神秘的な情景を前にしたかのように
その動きに釘付けになる
枝に積もった細い雪のかたまりがゆっくりと落ちていく
今日は中3最後の模試をやっています。
お昼には昨日の残りを食べよう。