かけざん教材
私の住む田舎のモールの本屋にさえ
かけざんの教材がけっこうあって
しかもけっこう工夫していて
「やるな~」とかしきりに言いながら
本を見ていると
となりにいるお母さんやお父さんは
「この人は何を・・・」という目で見ている。
その視線を感じてしかたないので高校入試コーナーへ移ると
私の見ていた本を手に取ったりしている。
高校入試コーナーでは親子がいまさら
問題集や過去問を物色している。
「すいません。これお勧めですよ」って言いたいが
ぐっとこらえている。
「あの~、私、塾屋なんですが
その問題集買うくらいならこっちのほうがずっといいですよ」
って何度言いかかったことか。
今まで一度も言ったことないけれど・・・
ほとぼりがさめた頃、またかけざんとかわりざんの本を見る。
なかなかいい面積の問題集がある。さすがXXX出版。
分数もいい。
工夫をこらした本がけっこうあるのに
別にどれも爆発的に売れてるってわけじゃない。
しかも一年後には確実に消えているだろう。
つらいな~って思いながら
今度知り合いの本屋に注文しようって思う。
そう、なるべく私は知り合いから買うようにしている。
PCにしても知り合いの店で買う。
工事だって同じ。知り合いの店にやってもらう。
値切ったりしない。
絶対に値切らない。
我々はいつも言い値で商売をしている。
話がかなりそれてしまった。
本はなるべく知り合いの本屋で買う。
いつか彼の店の棚に
自分の書いた本を並べたい。
さあ、仕事しよっと。