算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

英語ってどうやってしゃべる?っていうか使い方って知ってる?7

英語を話すときにすごく気にするのは

誰が誰に何をするのか

ということと

単数か複数ということです。



「小さなことじゃないか、フィーリングだよ、ノリだよ、想いだよ」

ってたまに言う人がいるんですが

けどこれって別に小さい問題じゃないんですよね。

日本語では単数複数をはっきりしなくても

定冠詞不定冠詞をはっきりしなくても

なんとかなったりします。

けれどそれは日本語だからです。



だからって「日本語はやっぱり便利だな~」じゃないと思います。

日本語は日本語でこだわる部分というのはまたあります。

2人称単数のときは「あなた」なのか「おまえ」なのか「君」なのかとか。

英語だとyouはいつでもyouなのでそれだけでも気が楽じゃないですか。

それにいつでも必ず誰が誰にというのを明確にしなければならないんですから。


こんなこと誰でも言うことなんですが

間違えなくなるまで毎日聞いてもいいことです。

たとえば「クルマ」というとき

“a car” なの “cars”なのっていうのを常に考えて話すということです。

常に数を意識する、ということです。

すごく大事です。

本当に。



「クルマ」を話題にする時には

ある漠然としたクルマという概念について話すのか

私の車について話すのか

君の車について話すのか

車全般について話すのか

そういうようなことをはっきり相手に伝えないといけないということです。

日本語だと

「クルマさあ~」って話を始めることができるけど

英語だとそれはまあ無理ってことです。

相手は何にも察してくれないって頭から決めてかからないといけないんですよね。

「そんなの言わなくてもわかるだろう」っていう考えを頭から消し去るってことです。

「クルマ持ってんだけどさ~」っていう日本語は自然ですが

I have car.

ってどう考えてもおかしいのです。

せめてI have a car.

I have cars.

くらいははっきりさせないといけません。

「俺が車を複数台持ってるわけないだろう」っていうのは

別の話なのです。

言葉としておかしいってことを考えないといけないんです。

経済力とか生活スタイルとは関係ないってことです。


では。



書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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