算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

「認知」とはそういうものなんだろう2

「ゆるキャラまつりin彦根」のポスターを見ていて

学ぶことがあります。

はじめこのポスターはかわいいからきっと小学生の目を引くに違いない

ということを考えて小学生の目線のところに貼りました。

塾の前は毎日小学生が登下校しますからきっと注目されるはずだと思いました。

ひと月間も貼ってあったのにその前に立ち止まる小学生を見たことがありませんでした。


けれど祭りの翌日はそのポスターの前に小学生が集まって

「昨日見た~」「これかわいかった~」と言っているのです。

そして1週間たってもちょくちょく小学生はそのポスターの前に立って

何かを話しています。


ポスターとかってかわいいから目立つから見るというより

知っているから見るんですね。

祭りを告知するためのポスターなのに

知っている人しかポスターに注目しません。


塾の建物や塾の看板も同じようなものだろうと思いました。

興味がある人が見るんだし

知っているひとが見るんでしょう。


ゆるキャラのポスターは貼ったままです。

私は別に祭りのPRがしたいから貼っていたわけではありません。

小学生が足を止めるかなと思っただけなのです。

今でも足を止めるのでそのまま貼ってあります。


認知してもらうためのポスターなのに

認知している人にしか見えないなんて

なんとまあ、皮肉なものでしょう。

考え方を変えるべきですね。



では。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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