算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

注文がなくても新しい迷路を作り始めよう


たとえば小説家になりたい人が


注文がこないから小説を書かないなんてことがありえるだろうか?


画家を目指す人が絵を描かないなんてことはまずない。


歌手になりたい人は歌いたい欲求が抑えられずに


ところかまわず歌い始めるだろう。



とりあえず50冊作ると宣言した人間が


今日なにもしないなんてことはありえない。


私は昨日は掛け算について考えた。


そして、平仮名とカタカナについても可能性を見出している。


いままで誰が平仮名の教材に持てる力のすべてを注ごうとしたか?



いたかもしれなし、いないかもしれない。


「平仮名なんか横について書かせれば

 すぐにおぼえるだろう」

こういう反応が大好きだ。


ぼんやり考えたときに


そういった言葉が聞こえてきたら「GO!」だろう。


「そんなことわざわざする必要あるの?」っていうのが大好きだ。


大好きすぎる。


私は自分の過去を振り返ってみて思うのは


だいたいこういった批判をして


しばらくたってからその意味がわかり反省するパターンが多い。


「そんなことわざわざする必要あるの?」


これは私にとって黄金の言葉だ。


人がもし私に対してそう思うなら


そこには大きな可能性がある。




私の友人が今度塾を始める。


誰にしてくれって頼まれたわけではない。


むしろ逆かもしれない。


今のままでいいじゃん、別に無理することないって


って言われたことだろう。


けれど彼はどうしても塾を、「自分の塾を作りたい」 ○


「生徒はまだいないけれど作りたい」 ○


「時間が出来たら小説を書こう」 ×


「時間が出来たら絵を描こう」 ×


「時間が出来たら歌を歌おう」 ×



時間がない、成功の可能性もわからない見当がつかない


自分のやっていることに意味があるのか?


そんなことを言っていたらいつまでたっても何も出来ない。



彼はいてもたってもいられずに


生徒がいないけれど新しい塾を作ります。


私も彼に負けないように


注文がなくても新しい迷路を作り始めよう。




書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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