算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

目的を持って学ぶとどのような状態になるか?

普通、生徒だと先生の話を聞く。

講義をおとなしく受ける。

私も塾をやっているから授業とかすることがあるが

ごくまれに生徒を超えた生徒が存在する。



生徒を超えているという意味は

その生徒は先生と他の生徒との関係を常に見ているという意味だ。

場の雰囲気を感じ取り、質問が必要なときに質問する。

先生の説明が足りてなくてほとんどの生徒がわかっていないだろうと感じたら

「先生、今の●●はこういうことですか?」と言って

先生の質問を補ったりする。



先生がこの分野は苦手なのかなっていう時には

さらに突っ込んだ質問をするのではなくさらっと流せるように

話題を変えてみたり、気の利いたことを言ったり。


「メタ生徒」とか「メタ学生」と呼んでもいいかもしれない。

このような生徒は学ぶことを楽しんでいるが

同時に学ぶ場所にいることを楽しんでいる。


こうやって書くとなんかとんでもない生徒に思えるが

サッカーのミッドフィールダーのような存在に近いのかもしれない。

監督の意図を汲んで指示を出しゲームをつくる。



普通、生徒は先生の話を聞く。

しかしこのような生徒は先生との対話を楽しみ

その対話から学ぶ。



このような状態はいったいどんなときに生まれるのか?

それは生徒が学びたいことを明確に持っているときだ。

生徒がもやもやとしたものを持ち

明確に問題を解決したいと思っているとき

生徒はこのような状態になる。



このような生徒は必ず伸びる。

あたりまえだ。

目的を持って学ぶ人は伸びないはずがないからだ。







書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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