算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

日常という引力

小さな世界から外を眺めているとどんどん自分が大きくなっていくような気がして

気づいたら固い世界観の中にいるんじゃないだろうか。


はじめて飛行機に乗ったときは宇宙飛行士になったような気がしていたけれど

すぐに隣に座った中小企業の社長につかまって

知らなくていいような現実をたくさん聞かされたっけ。

18のときでした。



ロケットのいいところは同乗者のほとんどがはじめて宇宙に行くところだ。

もう何回もロケットに乗ってますっていうような人がとなりでゴチャゴチャ言わないことだ。



それにしても私は飛行機が嫌いなのですが(まあ、あの長時間のフライトにうんざりしてるんです)

この前、大きな塾の社長の話を聞いてまた乗りたくなりました。

飛行機の窓から下を見ると日本地図のような景色が広がっていて

こんなちいさなところで塾同士が競い合ったりしてるのかって思うと

なんか小さい話だなって思うんですよね、って言っておられて

私はその部分が非常に好きでした。

毎日授業したりお金のこと考えたり成績のこと考えたり

生徒数のこと考えたり通知表のこと考えたりしていると

もう世界がその中だけで完結しているような気がしてきて

大きくものが考えられなくなってしまうんですよね。



自分の悩みとか締め切りとか支払日だとか

そんなちっぽけなことで悩んだりして

小さい世界でしかものごとが考えられないんですよね。

そりゃ、ふらっと旅行へ出かけたりしたいですね。

出張でもいいけど、旅行とかっていいですね。


妻も子どももいるのでそんな簡単にはいきませんが

宇宙飛行士が地球の引力から抜け出すように

日常という引力から抜け出すのもいいかもしれません。


それにしても民主党はJAXAを存続させていただきたいものです。

宇宙のこと考えない先進国って

全然魅力がなくなってしまう。



引力に逆らわない生き方なんてつまらない。

つまらない人生を生きる気はちっともない。







書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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