朝からとってもゲンがいい
朝、塾に入ろうとしたら
おばあさんが朝の光の中を歩いていた。
ポストにパンフレットを入れて歩いていた。
しかしそのスピードがむちゃくちゃ遅くて
80歳はゆうに越えている感じで
もしかしたら90歳いっておられるかもしれない。
駐車場に車を停めてちょっと私は歩くのですが
おばあさんはなかなか私の塾のポストに近づきません。
歩くことが「祈り」のように遅いのです。
私がドアのところに来てもまだポストには遠かった。
手を伸ばしておばあさんの入れるパンフレットをいただいた。
「ああ、今日は朝からゲンがいい」とおばあさんは言った。
「いや~、後ろから見てたら神様が歩いてるのかと思いました」
「ああ、朝からゲンがいい、こんな男前さんと会えるなんて」
「昨日、散髪いっただけですよ。
私、これから大事な仕事があるんです。
おばあちゃん見てると、すごく上手くいくような気がします。
ありがとうございます」
「ああ、朝からゲンが良いわ~。
ええ天気やし。」
「いい天気ですね。気持ちがいいです。」
今日は雨だと思っていたら
すごくよい天気になりました。
朝からとってもゲンがいいです。
おばあさんが朝の光の中を歩いていた。
ポストにパンフレットを入れて歩いていた。
しかしそのスピードがむちゃくちゃ遅くて
80歳はゆうに越えている感じで
もしかしたら90歳いっておられるかもしれない。
駐車場に車を停めてちょっと私は歩くのですが
おばあさんはなかなか私の塾のポストに近づきません。
歩くことが「祈り」のように遅いのです。
私がドアのところに来てもまだポストには遠かった。
手を伸ばしておばあさんの入れるパンフレットをいただいた。
「ああ、今日は朝からゲンがいい」とおばあさんは言った。
「いや~、後ろから見てたら神様が歩いてるのかと思いました」
「ああ、朝からゲンがいい、こんな男前さんと会えるなんて」
「昨日、散髪いっただけですよ。
私、これから大事な仕事があるんです。
おばあちゃん見てると、すごく上手くいくような気がします。
ありがとうございます」
「ああ、朝からゲンが良いわ~。
ええ天気やし。」
「いい天気ですね。気持ちがいいです。」
今日は雨だと思っていたら
すごくよい天気になりました。
朝からとってもゲンがいいです。