算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

個人塾は終着駅か?

今の状態を「0%」と考えないようにしたい。

現状に満足していないといっても0%じゃない。

今日はあるメルマガ(ピアノのレッスン)に書いてました、

今の状態を「100%」と考えてはじめるべきだって。

1年後に「300%」にするって昨日は言い振れてきました。

初対面の方にも知っている方にも

1年後は塾を3倍にしますから、って言った。


S社長は「そうですね。いい線じゃないでしょうか。

それくらいがちょうどいいですよ。」っておっしゃった。

それ以上行くときはとことんいかないと意味がないらしい。



それと思ったのは教務と経営は分けて考えた方が絶対にいいですね。

というか別々の人がやったほうがいいですよね。

そういう塾が伸びてるなって思いました。

私はそうするつもりはいまのところないですが。



世の中には頭のいい人がいっぱいいるし

経験値のずっとずっと高い人がうじゃうじゃいます。

同業者は競い合い、閉鎖的になっていくんじゃなくて

オープンにして学びあうものだってあらためて思いました。




自分のやりたいことは奪い合いなのか

新たな価値の創出なのかを考えると

人に会い学び続けることは

最低条件だって思いました。



お金や情報が世の中をグルグルまわっています。

閉じた自分なら個人塾は終着駅のように

そこで流れは止まってしまう。

お金や情報には「~行き」という表示はないので

終着駅は賑わいを見せないかもしれない。



自分から情報を取りに行って

そして自分から情報を発信したい。

S社長が言ってたのですが

「りんごさん、はじめから完璧なものや理想のものなんてつくれませんよ。

 とにかくはじめないと。それでバージョンアップしていくんですよ。

 納得いくまで時間をかけてたら誰かがやってしまいますしね。」


社長の指摘はいつもありがたい。

そりゃそうなんだけど

いつも必要なときに言ってくださる。


とにかく今できるだけのものを作って出して

そして批判を受けたり喜んでもらいながら

続けていくことですよね。

「あの人は昔パズルをつくっていたけど

 今は辞められて別の仕事をやってらっしゃる」

というのはそれはそれでしかたのないことだとは思うけれど

今私はそんなつもりはないし

これからもこの仕事を続けていく。

いまの状態なんてお恥ずかしいかぎりだ。


けど今を100%として考えよう。

これが今の私の100%の実力。

これに付け足していきたい。



繰り返して何度も書くけれど

すごい人は多い。

そして先を走っている人も無数にいるし

才能や能力や熱意にあふれた人もいるだろう。

けれどそんなことを比べたり恥ずかしがっていたりしてもしかたない。




書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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