算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

空っぽの金庫番~われわれ人間の困った性質のひとつはいまの状況に満足していないにもかかわらず変化をリスクととらえてしまうところじゃないだろうか?

9割の人からバカにされるようなチラシを作成中!


手にとってみて一瞬で「何これ?はあ?」っていうようなチラシ作成中!


平均的なことはやめることにした。


無難なチラシを入れてもたまたま近かったからという理由で入ってこられるだけかもしれない。


べつにどこでも良かったんだけど、っていうような感じにならないようにしよう。


塾というのは入試というものが前提で


合格という目的があるのだから


堅実なイメージで、正統的な内容で、本気をアピールして、


っていうよなチラシがいいような気がする。



例えば、誰でも言ってるけれど、バッグにしたら


機能的で、耐久性に優れ、しかも安い、


っていうようなバッグが売れるような気がするけど


そのような商品が爆発的に売れたというニュースを聞いたことがない。


たまごっちが流行っときには「なんでそんなしょうもないモノを」って思った。


どんなことをやっても市場規模が限られてるから(田んぼばっかだし)


物凄い反応が!ってことにはならないと思う。



単純に反応率が2倍になればいいんだと思う。


そのためにお金をわざわざ捨てるようなチラシを出したいと思う。


塾としてはマイナスのイメージのチラシを出そうと思う。


だって失うようなものもないし


損なうようなイメージもブランドもないんだから。


何も持ってないものが、何を守る?


何も持ってないものが、無難なことして何が変わる?


われわれ人間の困った性質のひとつは


いまの状況に満足していないにもかかわらず


変化をリスクととらえてしまうところじゃないだろうか?


空っぽの金庫を大事に守っているようなものだ。


「だってこの金庫だってそこそこしたんだぞ」


金庫は中身を守るためにあるのに


空っぽの金庫を守ったってしかたないじゃないか。


さあ、私はお金というものを大切に使うんじゃなくて


賢く使いたい。


けど、そんなに頭が賢くないから


馬鹿げたことにいつもお金を使うことにしよう。


プラスイメージは険しい上り坂だ。


まるでロッククライミング。


がんばってもがんばっても「ありきたり」から離れなれない。


マイナスイメージは下り坂。


簡単に「ありきたり」から遠ざかる。


ただちょっと勇気がいる。


人が反応するのは方向というより


どれだけ普通とかけ離れているかじゃないだろうか?


振り向いてくれさえすればいいんじゃないだろうか?


あとは普通にしていたって


まじめでまともな人っていうことになるから。


だって人間としては「普通」だもん。


むしろ普通の方がいい。


普段はいつものようにまじめに仕事をするほうがいい。


まじめに成績を伸ばし、合格させるのが仕事だから。






書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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