算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

考えもなしに今日を過ごすと一年後は自然増か自然減

私にははるかな目標がある。

そしてそれはすごく具体的なものだ。

これをこうしてああしてあっちはこう、こっちはこう、

という具合に頭の中で考えることができる。



(そう思っているのに部屋の中ではハエが一匹

 ブンブン飛んでいる。)




最近よく目にする言葉に

「結果を先につくってしまう」というのがあります。

ゴールから逆算して考えるという発想だ。



例えば受験に置き換えると

志望校に合格したい!がんばる!ではなく

合格するためには何点必要でそのためにはこれとあれを集中してやる必要があって

だからそれをスケジュールに落とし込むと

こうなるから今週はあの単元を覚えよう、できるようになろう

という感じだ。



(ハエはものすごいスピードで飛びまわっていて

 窓ガラスにあたってもすぐに方向をかえて飛び続ける)




もう結果は実はほとんど決まっている。

今日どういう考えで一日を過ごしているかで

1年後の姿は決まってしまっている。

そういうことが最近ちょっとだけわかってきた。



考えもなしに今日を過ごすと

一年後は自然増か自然減だ。

つまり状況に左右されるだけだ。



私は偉そうなことを書いていますが

実際はたしたことないですよ。

けど、一年後ははっきり違っているでしょう。


(窓をあけて外へ出そうとするんですが

 開けた窓にひっついて今度はじっとして動かない。)



・・・とここまで書いて

なんて傲慢な文章なんだって思ってます。




けど、自分の目標には傲慢でなければならないんじゃないだろうか?

目標にたいして遠慮していてはいけない。




確かに変化がないことは波風を立てずにすむ。

そして一応、誰も批判はしない。

自分自身に対する言い訳も立つ。



(ハエがまたブンブン飛び始めた)



小さな子供のときによく言われた、

「今、自分が何をしなければいけないかを考えなさい」

そうだ、食堂でバイトしていたときにもうるさく言われた、

「今、自分が何をしなければいけないかを考えなさい」って。




ああ、やみくもに日々を過ごすのはやめよう。

今日という日は1年の365分の1日。

日々の雑事に追われ、ルーチンワークをこなし

結局ひとつ年をとっただけというのは避けたい。



部屋の中をやみくもに飛び回るハエのようにはならないでおこう。

目的地を目指して今日を生きたい。



書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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