しみじみする
今日、朝子供を保育園へ送っていくと
いつもの先生たちが礼服を着ていた。
みな黒い服でぱりっとしていた。
卒園する園児たちも
おめかししていた。
近所の子も卒園だ。
すがすがしい天気。
空は青く雲はない。
園舎の廊下に春の光が斜めに差す。
優しいピアノが流れて
子供たちは静かに遊んでいた。
やっぱり春は希望の季節だ。
エリオットは4月を残酷な月と呼んだが
それは姿勢の問題だ。
もう一年勉強をがんばる学生にとっても
定員割れしている教室の空席にも
やはり春は希望の季節だ。
あれ、けど、まだ3月か・・・
まあ、いいっか。
では。