算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

現実は親切だからちゃんと教えてくれる。

いつも自信がなくなると

ロバート・キヨサキの「パイプライン」の話を思い出す。

今自分はバケツで水を運ぼうとしているのか

それともパイプラインを建設しようとしているのか

と自問する。




そういえば今日は本屋で立ち読みしていたら

印象的な一節があった。

赤ちゃんは本能的に2つのことしか怖がらない。

それは大きな音と

落下・転落であるそうだ。

たとえ地面に落ちなくても

落ちる感覚で泣き出すそうだ。


そうか、転落の恐怖心は生まれたときから人間が本能としてもつものなんだ。

だから人は今いる状態から少しでも下向くと

恐怖心を抱くんだ。

生徒が3人増えてもそんなに感動しませんが

ひとりでも辞めるとかなり落ち込みます。

そういうことなのかもしれない。



けれどその転落の恐怖をやわらげるために

バケツで水を運んではいけないと思う。

これは非常につらいことだ。

現実はきびしいが

穏やかなときも楽しいときもある。

その時々で現実は表情を変える。



今自分がやっていることが正しいと思うならやり続けるしかない。

人が「それは間違ってるよ、やり方が悪い」と言ったとしても

住んでる世界が違うし

見えている現実も違うから

あまり耳をかさないようにしている。



もしも間違っていたら現実は親切だからちゃんと教えてくれる。

「やめておけ!」とはいわない。

「そのやり方は間違ってるよ」と教えてくれる。

その言葉を聞き間違えないようにしたい。



うまくいかないから止めるんじゃなくて

うまくいかないときはやり方をかえるんだ。

書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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