算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

再び『自分の土俵』

どうしてそんなに慌ててしまうのでしょうか?

新入生が思うように集まらないから?

私は「絶好調!!!!!」

ではないです。

けれど深く傷つき

自信を失くし

途方にくれているかというと

そうでもありません。



「なるようになる」

とか

「なるようにしかならない」

というのは

かなり受身な人生です。

そんなふうにも考えません。



私は今日は思ってることを書きたいと思います。



いまあなたは戦っているんでしょうか?

十分な装備で資金も潤沢で味方を大勢従えて。

おそらくそんな方はまれだと思います。



そしてカレンダー通りに時は流れ

大手とか地元の有力塾とかと「よーいドン」で

生徒募集、無料体験、入塾手続き。

勝つ人もいて負ける人もいる・・・



私はどっちでもないです。

勝ってもないし負けてもない。

どちらかといえば勝負に参加していません。

もちろん生徒が増えたらちょっとうれしいし

生徒が辞めたらむちゃくちゃ悲しい。

3人増えても「ああ、そう、がんばろ」だけど

ひとりでも辞めると「・・・」言葉がない。

落ち込み過ぎますね。(変な日本語ですけど)



だから、何が書きたいのかというと

今この瞬間があなたの勝負するときなのかということを

いつも確認するべきだと思うんです。

そりゃ、ひとは誰だって今を大切に生きるべきです。

そういう話ではなくて

今戦っているつもりになって

なかなか勝てないとしますよね。

そうしたらそれは自分の戦いではないんじゃないか

ということに気づくべきなんですよ。

たいした準備もなく

ただカレンダーをめくるように月日がすぎ

そしてなぜかみなが参加する戦いに自分も加わる。

いつも大手が勝つか

元気のいい新人が勝ったりする。


この状況を見て

戦い方が悪かった、

自分のチラシが悪かった

システムが悪かった

とかいろいろ反省するわけですよ。

そしてまた参戦。

ちょっとはマシになった。


そういう繰り返しの中で老いを迎えるのか?

ということが言いたいのです。


それを望んでおられるのなら

それも立派な選択です。


つまり大手の作った土俵の上で戦うことを選んだということです。

そういう認識が必要だということです。

なぜ勝てないのかという理由がわかると思います。

小さいものが大きなものといっしょに戦っている状態です。



1年ごとの戦いです。

短期の決戦の繰り返しだということにお気づきでしょうか?



私はその戦いには参加しません。

私は3年後の戦いのために今を生きています。

「お前、それは負け惜しみだぞ」と言われても仕方ない。

小さなものが勝つには

自分で戦う場所と

戦う日時を決めて

コツコツ毎日準備をすることです。



「その前につぶれないようにね~~~」って言う声も聞こえてきますが

10年後に生き残るために

今は3年後の戦いの場をつくろうと思ってます。



その戦いがどんな戦いなのか

どこで誰と戦うのか

それを考えるのが仕事じゃないでしょうか?



「ケンちゃん、おまえ宿題してこいよ~」が本当の塾長の仕事かどうか

ちょっと考えていたら

こんなことを書いてしまいました。



あまり気になされずに。


他意はありません。


みなさん、がんばりましょう。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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